『奇蹟の村の奇蹟の響き』が本になりました

「歴史街道」に今年3月まで連載されていた秋月達郎先生の
小説『奇蹟の村の奇蹟の響き』が弊所より単行本になり、6月初めに全国書店で
発売されます。
本書は、6月17日公開の映画「バルトの楽園」の関連書籍として、
劇場用パンフレットや同映画のホームページ等でも紹介されています。
内容は、連載時から「泣ける」小説でしたが、今回単行本にまとめるにあたり、
大幅に加筆され、一段と奥行きのあるストーリーとなりました。
主人公は暴れ者だが気のいい俥曳きの岩下松五郎。
彼が密かに想う良家の子女稲垣八重と、
松江豊寿、高木繁やエンゲル、クライなど
実在の板東俘虜収容所の人々を軸に、物語は展開します。
また立木真一や沖野正ら実在の徳島の人々も、単行本ではより存在感を増しました。
私は特に、副官の高木がいい味出していると思います。
本書を読めば、「第九」が日本にもたらされる経緯だけでなく、
人間同士の心が通い合った時に、奇蹟のような出来事が起こるということを
実感できると思います。
ぜひご一読ください。
なお、「歴史街道」7月号でも関連特集を組んでいますので、
こちらもお楽しみに。 (辰)
コメント
第九フリークとしては楽しみな本が出ますね。
期待してます。
投稿者: 徳太郎 | 2006年05月31日 17:09
徳太郎さん、ありがとうございます。第九が日本に伝わった背景を知ると、演奏する側も聴く側も、一層感慨深いものがあるかもしれませんね。(辰)
投稿者: (辰) | 2006年05月31日 17:55