東郷平八郎も食べた? 岩手県宮古の「いか煎餅」

前、岩手県宮古に帰省したとき、
「元祖 菅田のいか煎餅」という地元で一番有名なお菓子を、
お土産として買いました。
私も全然知らなかったのですが、
その箱の裏になんと「宮古湾海戦といか煎餅の由来」
という由緒が書かれていたのです。それによると、
箱館に籠る榎本武揚の旧幕軍を攻略にむかう途中、
新政府軍の艦隊は休養と補給のために宮古に寄港し、
新政府軍将兵の上陸によって町は賑わいました。
製菓業を営む菅田家初代吉太郎さんはそれをみて、
海産物を利用した珍菓を売り出そうと考えます。
それで、乾するめの煮出し汁で小麦粉、砂糖を固く煉り上げて、
それをカキモチ様に焼上げて売り出したところ、将兵に好評を博したそうです。
その後カキモチ様を煎餅に変えて、現在の「いか煎餅」が生まれたんだとか。
宮古湾海戦には、若き日の東郷平八郎も参戦しているので、
ひょっとしたら、食べていたのかも???
そうやって想像を膨らますのも面白いですが、
幕末・明治の市井の人の姿が思い浮かぶ魅力的な由緒書なので、
紹介させていただきました。
もちろん、お味の方もグッドです!(村)