5月号総力特集「軍師・竹中半兵衛」本日発売

本日、歴史街道5月号が発売となります。
総力特集は「軍師・竹中半兵衛」。
木下藤吉郎と呼ばれていた頃の秀吉に仕え始め、秀吉軍団を戦国屈指の軍団へと育て上げた天才的手腕。
彼がいなければ秀吉の天下はなかったであろうと評される軍師こそ、竹中半兵衛です。
半兵衛の武功を世に知らしめたのは、永禄7年(1564)の稲葉山城乗っ取りです。
美濃国斎藤氏に仕えていた半兵衛は、「主人龍興の傍若無人を諌める」と称し、
わずか十六人の家臣で稲葉山城を占領しました。
この時、彼はまだ二十歳前後であったといいます。
名軍師と評判高い半兵衛ですが、
彼の采配に血わき肉踊るふうの劇的なものはありません。
半兵衛の武器は信義を重んじた誠実さでした。
その軍略の基本は調略であり、いたずらに血を流すことなく、
誠心誠意、理と情をもって説得し、おさまりどころをつくる。
いかにして敵味方の消耗少なく戦をするか、というのが半兵衛の考えの根本だったのです。
それは信長の殲滅主義への強烈なアンチテーゼでもありました。
名利を求めず、ただ天賦の軍略の才を縦横に駆使することを求め、
秀吉を勝利に導いた男、竹中半兵衛。
三十半ばで夭折した名軍師の生涯を通し、
誠心誠意、己のなすことを尽くすことで信頼を勝ち取る生き方の
強さと魅力を描いた特集です。