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「歴史街道」真珠湾編、再開。

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すっかり、更新が滞ってしまいましたが、「真珠湾編」の続編を
いくつか書き連ねていこうと思っています。

写真は、ハワイ・真珠湾に太平洋戦争当時の姿で保存されている
ガトー級潜水艦「ボーフィン」の、そのトイレです。

おそらく、アメリカ人の体格は当時の日本人のよりも、
ワンサイズかツーサイズ、上であったと思われますが、
トイレは非常に小さく、お尻が入るのかなと心配してしまうほどでした。

潜水艦乗りとは、本当に過酷です。

しかし、いちおう個室で区切られており、もちろん!?洋式でした。

なぜ、この写真を思い出したかといいますと、
現在、故あって零戦のエース・坂井三郎氏の著作を読み進めているのですが、
そこで坂井氏が、二・三等兵用と下士官用、准士官以二・三等兵用上用で、
トイレに「格差」があったことを憤慨していたからです。

日本海軍の軍艦のトイレでは、二・三等兵用には隔壁はなく、
一等兵用になると隣との壁こそあるもののの、
前扉はなく、准士官用になってはじめて隔壁、前扉付きの普通の洋式便所となったようです。


さて、写真のトイレには「前扉」がありませんが、これは展示用にそうしたのか、
もともとそうなっているのか、日系ガイド氏に聞きそびれてしまいましたが、
おそらく、後者だと思われます。
また、トイレ以外にも、シャワー室もあったようで、
居住性には気をつかっていたようです。

いずれにせよ、アメリカ海軍は、人間共通の“生理現象”において、階級により
著しい差別をもうけることなどなかったようで、これは食事面の待遇などにおいても
同じだったと、坂井三郎氏の著作には書いてありました。
軍隊の民主制という点で、考えさせられるテーマといえるでしょう。
<つづく…>(永)

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