[新装版]松翁論語
発売日
2005年05月25日
判 型
A6判上製
ISBN
978-4-569-64403-5

[新装版]松翁論語

著者 松下幸之助述 《(松下)パナソニックグループ創業者、(江口)元PHP研究所社長》
江口克彦
主な著作 道をひらく』(PHP研究所)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 経営者として、人間として――。松下幸之助が遺した珠玉の言葉938篇を「論語」風にまとめ、時代に左右されない哲学を読み解く好著。



 松下幸之助の真髄が著された書を、長きにわたって親しめるよう装いを新たにし、改めて現代に贈る。

 長く松下幸之助の晩年の二十二年間、常に傍で仕事をし、その薫陶を受けてきた著者。重ねたその歳月の中で、直接聞いた言葉、松下の著作中で感銘をうけた章句、松下と接した多くの方々から聞いた話などを、著者が書き記したメモは膨大な量であった。

 本書は、それらを厳選し、『論語』に倣って編まれた松下の938篇の断章である。

 「事にあたって、行き詰まるということはない。行き詰まるということは、行き詰まるようなものの考え方をしているからである」「成功は部下の努力のお陰。失敗は経営者の判断ミスによる結果」「成功は運がよかったから。失敗は自分に力がなかったから。そう考えて経営をやってきた」「決断は、一瞬にして生まれるものである」など、経営や人生への示唆、教訓に満ち、松下の哲学が凝縮された珠玉の言葉の数々を紹介する書である。