富士山が世界遺産になる日
発売日
2006年02月28日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-64733-3

富士山が世界遺産になる日

著者 小田全宏著 《(株)ルネッサンス・ユニバーシティ代表取締役》
主な著作 『松下幸之助翁82の教え』(小学館)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 日本に「富士山」はいくつある? 富士山って、どこからどこまで? 富士山を知り、宣伝し、世界遺産に! 歴史から文学、芸術まで、なんでもわかる一冊。



 「富士山を世界遺産に」と言うと、「富士山はゴミだらけだから世界遺産にはならないのでしょう?」という反応が返ってくることが多い。しかし、富士山からゴミがまったくなくなったからといって、世界遺産になることはない。

 本書は、90年代初頭の運動とは異なり、「自然遺産」ではなく「文化遺産」としての登録をめざし、富士山の文化的な価値と魅力を余すところなく伝える。

 第1章「富士山の伝説を知っていますか?」では風土記、背比べ伝説、富士山信仰などを、第2章「富士山の自然を研究する」では噴火、植生、水などを、第3章「富士山と文学」では『万葉集』から『源氏物語』そして夏目漱石などをとりあげ、第4章「富士山と芸術」では絵画、音楽、能などに描かれた富士山を見る。第5章は「富士に登ろう、富士を見よう」、第6章は「今、日本の富士を世界の宝に」と題し、現在の運動の概要を伝える。

 「ダイヤモンド富士」の美しい写真が装丁に。