フェラーリと鉄瓶
発売日
2007年03月26日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-65643-4

フェラーリと鉄瓶
一本の線から生まれる「価値あるものづくり」

著者 奥山清行著 《アートセンター・カレッジ客員教授》
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 フェラーリや多くの作品のデザインで世界的に知られる著者が、フェラーリやイタリアの視点から日本のデザインとものづくりに提言する。



 フェラーリのデザイナーが初めて語る、デザインの要諦、ものづくりの秘訣とは……?

 著者の奥山清行氏は、フェラーリのデザインを担当するカロッツェリア(イタリアにおけるデザイン工房)であるピニンファリーナ社で、デザインの総責任者であるデザイン・ディレクターを務めた人物である。

 著者はこれまで、「エンツォ・フェラーリ」や「マセラティ・クアトロポルテ」などの超・高級車をはじめ、クルマ以外にも家具などのインテリアやロボット、都市計画でもデザインを行うなど、幅広いジャンルで活躍してきた。その著者が2006年、ピニンファリーナ社を退職し、自分の事務所を立ち上げたのを機に、自らの経歴と海外、特にイタリアの文化とものづくりに触れながら、日本のデザインとものづくりについて語ったのが本書である。

 世界中からその才能を求められる日本人デザイナーが、自身の考えるデザインの在り方を通して、「最高の価値」を生み出す方法を語る。