人生の重荷をプラスにする人、マイナスにする人
発売日
2003年09月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66028-8

人生の重荷をプラスにする人、マイナスにする人

著者 加藤諦三著 《早稲田大学教授、日本精神衛生学会理事》
主な著作 人を動かすための手っ取り早くて確実な方法』(PHP研究所)
税込価格 503円(本体価格457円)
内容 逃げてばかりの人生では孤独しか残らない。重荷を背負うことで自信が生まれる。重荷を正しく解釈し、生きる喜びを得る方法を示す。



 人生における嫌なこと辛いことにあえて挑戦して、自信を持つ人とそれに押しつぶされそうになる人――その違いは単純なところにある。幸せになる人は、岐路や逆境に立たされたとき、楽なほうを選ばない。つまり、問題が起きても逃げない。その生き方の積み重ねが幸せにつながるのだ。

 本書は、人生の重荷を正面から受けとめ、前向きに乗り越えることの大切さを説く。「自分の過去の解釈を間違えないでほしい。悩んでいるあなたは、きっと素晴らしいことをしてきている。あっぱれなことをしてきている。自信をもっていいことを、たくさんしてきているのである」と著者は言う。「重荷につぶされない、ほんの少しの智恵と勇気」「トラブルがあなたの人生を大きくする」などの章立てで、毎日の生活に何となく空しさや苦痛を感じてしまう心理的原因を探り、重荷を生きがいの糧にするために、どう考え、何をすればよいのかを提言する。

 きっと勇気がわいてくる人生論。