家族が幸せになる心理学
発売日
2005年01月05日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66333-3

家族が幸せになる心理学

著者 加藤諦三著 《早稲田大学教授、日本精神衛生学会理事》
主な著作 電車は「心の休憩室」』(PHP研究所)
税込価格 503円(本体価格457円)
内容 子をいじめる親、世間体を気にし過ぎる親……。家族という閉ざされた人間関係の歪みを明かし、親も子も幸せになる方法をアドバイス。



 子供を愛せない親、無気力な子供……。核家族化が進み、表面的には何の問題もなさそうな家族が、実は不幸せというケースが増えています。なぜでしょうか?

 本書は、子供を好きになれない親の心理や“いい子”を演じてしまう子供の心理をわかりやすく分析しながら、親も子も幸せになれる方法を探っていきます。

 「親は見せかけの平安を保とうとしてはいけません。不満は子供にぶつけずに、親同士でぶつけ合いましょう」「子供は我慢せずに、言いたいことを言っていいのです。言い返せない従順な子供でも、意識して続ければ言い返せる日が必ずやってきます」など、家族の心に本当のやすらぎをもたらすアドバイスが満載です。

 かつて親からの苛めに苦しんだ経験を持つ著者からのメッセージは、力強く、温かさに溢れています。子供との関係、親との関係で悩んでいる人に、家族再生への勇気を与える心の手引書。

 『本当は病んでいる「幸せな家族」』を改題。