ここが世界の中心です
発売日
1998年12月08日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-68142-9

ここが世界の中心です
日本を愛した伝道者メレル・ヴォーリズ

著者 国松俊英
依光 隆絵
主な著作 6時間だけのパパとママ』(PHP研究所)
税込価格 1,386円(本体価格1,260円)
内容 明治の末に来日し、伝道者として、教育者として、また実業家として、人々の幸せのための活動に徹したW・M・ヴォーリズの感動の生涯。



 明治の末に、英語の教師としてアメリカから日本にやってきた青年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、滋賀県の近江八幡に住み、キリスト教の伝道者として、建築家として、また実業家として、大正、昭和期の日本に偉大な足跡をのこした。 キリストの精神である、愛にみちた理想の社会実現の夢を持ち、83歳で亡くなるまで、つねに人々の幸せを願いつつ活動した。 ヴォーリズは、建築家としては関西学院大学、神戸女学院大学、山の上ホテルなど、名建築と言われた建物を数多くつくるとともに、実業家としては、メンソレータムの近江兄弟社をつくった。しかし、それらの活動から得られた利益は、すべて学校や病院の建設と布教や伝導のために費やし、自分個人の財産にすることはなかった。 本書は、その感動の人生を、事実をもとにいきいきと描いたノンフィクション物語である。