深海生物大図鑑
発売日
2009年01月15日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-68927-2

ふしぎがいっぱい!
深海生物大図鑑
暗黒の世界を探検しよう

著者 長沼毅監修 《広島大学生産学部准教授》
主な著作 『深海生物学への招待』(日本放送出版協会)
税込価格 3,080円(本体価格2,800円)
内容 未知の領域である深海には一体どんな生物がいるのか。光の届かない深海にすむ生物の驚くべき生態や、深海の謎にも迫る一冊。



 宇宙と同じくらい未知の部分が多く、地球に残された最後のフロンティア(未開の地)といわれる深海。そこには、地上の常識が通用しないふしぎな世界が広がっています。本書は、潜水調査船が捉えた深海の生き物たちの生態を紹介し、謎の多い深海を探ります。

 第1章「深海の基礎知識」有人潜水調査船のしくみから、潜航体験、世界各国が競う深海探査の技術などを紹介。

 第2章「深海の生き物」光が届かず、エサも少ない厳しい環境の深海で、どのようにして生物は生き延びているのか。奇妙な形の生き物と「生きる知恵」を紹介。

 第3章「深海のオアシス」様々な生き物が群がって生活している熱水噴出孔や、ふしぎな生き物「チューブワーム」の体のしくみなどを紹介。

 第4章「人はなぜ深海に潜るのか」古来から挑戦し続けてきた、潜水技術の歴史や、メタンハイドレートなどの海底資源、海底ケーブルについても触れています。巻末には水族館、博物館も掲載。