世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日
発売日
2009年06月29日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-70502-6

世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日

著者 橋本淳司著 《ジャーナリスト》
主な著作 水問題の重要性に気づいていない日本人』(PHP研究所)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 世界を舞台にした「水問題」は、いよいよ日本に上陸した。これから世界で起こる可能性のある水問題についてわかりやすく解き明かす。



 現在、世界各地で水不足が発生し、その一方、右肩上がりに水需要が増えているため、少ない水をめぐり、川の上流に位置する国と下流に位置する国とで奪い合いが起きている。このような問題について、島国である日本は一見無縁のようであるが、そう考えてはいけない。最近では、慢性的に水不足問題を抱える大国・中国を中心とした外国企業に、日本の水源地が買収されるという噂が絶えない事態となってきた。日本国内もすでに「水戦争」の戦場だと言っていい。そこで、本書では、水問題を専門とする気鋭のジャーナリストが、世界の水争奪戦を俯瞰するとともに、水ビジネスの動向なども交えながら、今後、日本がとるべき対策を説き明かす。資源・環境問題を考えるに欠かせない一冊である。