書籍
- 発売日
- 2014年04月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76170-1
若い読者のための日本近代史
私が読んできた本
著者 | 半藤一利著 《作家》 |
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主な著作 | 『歴史探偵 昭和史をゆく』(PHP研究所) |
税込価格 | 748円(本体価格680円) |
内容 | 近現代史研究の第一人者が、『坂の上の雲』など、自身に影響を与えた日本近現代史を知るための名作を、わかりやすく徹底ガイドした好著。 |
昭和史の第一人者は、いかなる本を読んできたのか?
本書は、近現代史研究の第一人者が、日露戦争から戦中・戦後に至るまでの歴史を深く理解する上で名作22篇を厳選し、作品を読み解きしつつ、歴史の実相に迫ったもの。
特に読みどころは、司馬遼太郎著『坂の上の雲』に関する80ページの論考。「こんな読み方があったのか」「こんな歴史があったのか」と読書の面白さを味わうとともに、知られざる歴史を知ることができる。近現代史の語り部として読者の絶大な信頼を得ているその史眼は、いかなる読書歴から培われたのか。
本書には、著者独自の「本の読み方」に触れる楽しみもある。一冊でいくつもの味わいがある、まさに読書ガイドの「決定版」である。文庫オリジナル。
<主な項目>名言『坂の上の雲』/排日・反日・嫌日の中国…芥川龍之介『支那游記』/南京事件のあとで見たもの…石川達三『生きている兵隊』/真珠湾に突撃していった青年…獅子文六『海軍随筆』/レイテ玉砕・作戦部を糾弾する…大岡昇平『レイテ戦記』/東京空襲・民草の戦い…吉村昭『東京の戦争』/最後の文士、B29と戦う…内田百間『東京焼盡』
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