広岡浅子 気高き生涯
発売日
2015年10月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76424-5

広岡浅子 気高き生涯
明治日本を動かした女性実業家

著者 長尾剛著 《作家》
主な著作 話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」』(PHP研究所)
税込価格 748円(本体価格680円)
内容 2015年秋から放送される朝の連続ドラマの主人公のモデルとなり、「明治の女傑」と称された広岡浅子。波乱に満ちたその生涯とは。



 テレビドラマ「あさが来た」の主人公のモデルとなった広岡浅子。彼女を知らずして、近代日本は語れない!

 いったい、何がすごいのか。

 1:実業家として、渋沢栄一、五代友厚、岩崎弥太郎にひけをとらない事業展開

 2:教育者として、日本初の女子大学である日本女子大の創立に尽力

 3:キリスト教徒として、近代日本におけるキリスト教の発展に貢献

 これだけでも十分魅力的だが、その人生も波瀾万丈なのだ。

 幕末の京都に生まれ、大阪の豪商に嫁いだものの、明治維新の動乱で嫁ぎ先の商売は傾き……。ところが、それを立て直すために自ら奔走し、やがては実業家として活躍するようになるのである。しかも、ピストルを忍ばせて炭鉱に入ったという逸話もあるから、まさに女傑。はたして、広岡浅子とはいかなる人物であったのか。時代背景や女性史も踏まえて迫る!

 文庫書き下ろし。