老いは楽しい
発売日
2015年08月03日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76431-3

老いは楽しい

著者 斎藤茂太著 《精神科医、医学博士》
主な著作 なぜかボケない人の「ちょっとした」習慣』(PHP研究所)
税込価格 682円(本体価格620円)
内容 待ってました老年! 一生に一度きりの人生の味わいを楽しむ時期。健康で、明るく、楽しく、品よく生きるためのモタさん流アドバイス。



 若い頃は「明日の収穫」のために「頑張る時期」である。そういうときに楽しめるのはもっぱら「甘さ」や「刺激の強さ」だ。「酸っぱさ」「苦さ」はあまり心地よく感じない。しかし、「老い」を迎えたら、もう頑張らなくていい。そこに人生の山も谷も越えてきた経験の蓄積が加わると「甘さ」だけでなく、「酸っぱさ」にも「苦さ」にも芳醇な味わいを感じられるようになると思う。「老い」を迎えることで、人生の楽しみに広がりが出る、と言い換えてもいい。(「まえがき」より抜粋)

 健康で、明るく、楽しく、品よく生きる。老いてはそういう生き方がいい。本書は、肉体的に衰えを感じ始める世代ならではの、人生の楽しみ方を「心の名医」であるモタさんがやさしくアドバイス。「ささやかな喜びを」大切に。旅は「好奇心」を働かせるチャンス。「思い出を美化する力」は幸せになるための能力――考え方、感じ方をちょっと変えるだけで上機嫌な毎日を過ごせる!

 待ってました老後!