ものの見方、考え方
発売日
2016年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76588-4

ものの見方、考え方
発信型思考力を養う

著者 外山滋比古著 《お茶の水女子大学名誉教授》
主な著作 『思考の整理学』(ちくま文庫)
税込価格 550円(本体価格500円)
内容 『思考の整理学』の著者の目には、世の中はどう映っているのか? 読む、書く、発想するなど身近な事柄を題材に、思考の実践法を学ぶ。



 こんな思考法、誰も教えてくれなかった――。ベストセラー『思考の整理学』の著者による、新しい「ものの見方」の特別授業。

 学校で教わったことを素直に受け入れ、暗記をし、数々の試験を乗り越えてきた。学力は上がり、知識も増えた。それなのに、考える力がつかないのはなぜだろう。著者は、本物の思考力とは、ただ知識を受け入れ増やすことではなく、ものごとに疑問を持ち、自分の頭で考えることだと語る。本書は、そんなこれから身につけたい創造的な頭のはたらき、「発信型思考力」を養うヒントがつまった珠玉のエッセイ集。読み書きや身近な物事を題材に、「なぜ」「どうして」を追究し、学校では絶対に教えてくれない思考力の鍛え方を学ぶ。「“日本語”はなぜ縦書きなのか?」「〝世界″はどうやってできたのか?」「〝アイディア″はどこから浮かぶのか?」などの著者独自の着眼点は、自分だけの知見を磨くための最高のお手本になるだろう。

 『ものの見方』を改題して、加筆。