近代日本を創った7人の女性
発売日
2016年11月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76639-3

近代日本を創った7人の女性

著者 長尾剛著 《作家》
主な著作 広岡浅子 気高き生涯』(PHP研究所)
税込価格 704円(本体価格640円)
内容 津田梅子、下田歌子、岡本かの子……。朝ドラのヒロインに匹敵するほど魅力的な女性たちの劇的な半生を、感動的に描いた列伝評伝。



 “朝ドラヒロイン”に劣らぬほど、魅力的な女性たちがいた!

 明治から戦後まもない頃まで、男尊女卑の風潮が強かった日本。女性にとって逆風の時代において、自らの手で、新時代を切り開いた7人の女性たちがいた。

 ある者は投獄され、またある者は騙されて異国の地で身売りされ……。苦境から立ち上がった彼女たちの波乱の生涯に、物語を超えた驚きと感動を覚える一冊。

 序章では、NHKドラマ『べっぴんさん』のモデルとなった坂野惇子の意外な一面についても触れている。

 文庫書き下ろし

 【目次】より
●津田梅子――近代女子教育の先駆者 
●羽仁もと子―日本初の女性ジャーナリスト 
●福田英子――自由をもとめた東洋のジャンヌ・ダルク 
●下田歌子――明治国家に愛された女子教育者 
●吉岡弥生――女性医師の道を切り開いた教育者 
●岡本かの子―剥き出しの愛を文学にたたきつけた作家 
●山田わか――数奇な半生を経て母性の力を訴えた思想家