池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み
発売日
2016年12月28日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76651-5

池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み

著者 池上彰著 《ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授》
主な著作 伝える力』、『伝える力 2』、『情報を活かす力』(PHP研究所)
税込価格 726円(本体価格660円)
内容 新聞をこよなく愛する池上彰さんが、「ニュース力」「伝える力」「想像力」等を磨く、その活用法についてわかりやすく教えます。



 朝日新聞の人気辛口コラム「池上彰の新聞ななめ読み」を特別編集!

 新聞はどんなときに過ちを犯すのか。政府や政治家の権力を監視しているのか。難解な話題をどのようにやさしく伝えているのか。各紙の報道はなぜ異なるのか……。

 新聞の読み方を変えれば、世の中の見方も変わる――。新聞のウラのウラまで知り尽くした著者が、ネットの時代だからこそ身に付けておきたい「新聞の読み方」を事例を挙げて紹介。

 『池上彰の新聞活用術』から抜粋し、新規原稿を加えて文庫化。

 【目次より】
●第一章 新聞が過ちを犯すとき 
●第二章 新聞は権力を監視しているか? 
●第三章 難しい話をやさしく伝えているか? 
●第四章 新聞記者の仕事に注目! 
●第五章 新聞にしかできない報道がある 
●第六章 鋭い分析と検証で真相に迫る 
●第七章 新聞の使命を問う 
●第八章 新聞が伝えない理由 
●第九章 新聞はどれも同じじゃない

 いまも私は新聞の読み比べを続けています。読み比べることで、一紙だけを読んでいてはわからないことへの理解も深まります。(中略)「新聞はこう読むと面白い」「報道の背景には、こんな事態が存在している」「読ませる文章とはどういうものか」等々の観点から文章を書いています。読者のあなたに多角的な新聞の読み方を知っていただき、世の中の理解に少しでもつなげていただけたら、こんな嬉しいことはありません。――「はじめに」より