書籍
- 発売日
- 2011年07月27日
- 判 型
- A5判並製
- ISBN
- 978-4-569-77922-5
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もしベクレルさんが放射能を発見していなければ。
著者 | 大宮理著 《予備校講師》 |
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主な著作 | 『大宮理の化学(理論化学編)が面白いほどわかる本』(中経出版) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | 元素を知れば、世界を見る目が変わる。元素の性質、元素が発見されるまでのドラマが、ファンタジー読み物でたのしくわかる一冊。 |
科学技術の大きな発展と悲劇につながった、ベクレル博士による放射線の発見。その日、たまたま曇り空だったことが、偶然、世紀の大発見につながった。その発見は、はたして本当に“偶然”だったのか? 見えざる力が、人類の運命を導いたのか?
この本は、元素の発見をめぐる科学者たちの苦闘の歴史を、史実にもとづいて描いた物語です。難しい化学式はひとつも出てきません。知識ゼロの方でもスラスラ読めて、元素・周期表、さらには化学全般への興味・理解が深まる不思議なサイエンスファンタジーです。
最新のデジタル機器を支えるレアアースや、何十人という研究者がその猛毒で命を落としたフッ素、謎のエネルギーを放出した放射性元素など、元素が発見されたときには、セレンディピティと呼ばれる奇跡ともいえる多くの偶然がありました。
学校では教えてもらえない、化学のおもしろくて不思議な一面をぜひお楽しみください。
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