氷河時代の大研究
発売日
2015年02月24日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78443-4

氷河時代の大研究
気候変動のひみつをさぐろう

著者 多田隆治監修 《東京大学大学院地球惑星環境学科教授》
主な著作 『気候変動を理学する』(みすず書房)
税込価格 3,300円(本体価格3,000円)
内容 氷河時代とは何か、氷期・間氷期はどのようなしくみでくり返されたのか。地球規模で生じた気候変動についてわかりやすく解説します。



 「氷河時代」とは、地球上に氷床とよばれる氷の大きなかたまりがある時代のことです。現在も氷河時代なのですが、地球はこれまでに、地球全体が氷でおおわれる「全球凍結」も経験しています。本書では、こうした地球規模での気候変動がどのようにして生じたのかをわかりやすく解説しています。

 <第1章>氷河時代とは……氷河時代と無氷河時代/氷床ってなに?/氷期の環境/氷河時代が見つかったわけ 他 <第2章>氷期と生き物……氷河時代の動物たち/寒冷化と人類の移動/氷期と日本列島/氷期に日本にきた動物/温暖化で取り残された生き物 他 <第3章>地球の気候変動……地球の気温を決めるしくみ/昔の太陽は暗かった!?/それでも地球はこおった?/全球凍結からの脱出//現在はもっとも新しい氷河時代/なぜ氷期と間氷期ができるの?/昔の気候がどうしてわかるの?/二酸化炭素がふえている!?/地球の気候はどうなるの? 他