梶田隆章(かじたたかあき)物語
発売日
2017年03月21日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-78635-3

ニュートリノの謎を解いた
梶田隆章(かじたたかあき)物語

著者 山本省三著 《児童文学作家、イラストレーター》
主な著作 『もしも宇宙でくらしたら』(WAVE出版)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 天才肌ではない普通の少年が、いかにしてノーベル賞受賞へとたどりついたのか。自然を不思議に思い、楽しむ心の大切さを伝える。



 ゆうれいのごとく目に見えない素粒子「ニュートリノ」に質量があることを証明して、2015年、ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さん。

 梶田さんは、小学校、中学校時代を、ある意味、のんびりと過ごしました。高校、大学では弓道にも力を注ぎ、「文武両道」ともいえるような生活スタイルを貫きました。最初から宇宙の解明を目指していたわけではなく、次第にそれをテーマにするようになっていきました。その後、梶田さんはどのような研究生活をして、ノーベル賞受賞へとたどりついたのでしょうか?

 本書では、梶田さんの少年時代から地道な研究生活まで、科学上の大発見にいたる道のりを、イラストレーター(画家)でもある著者のユニークな絵や写真も交えながら紹介しています。

 本書を読めば、宇宙の謎解きの面白さ、自然の不思議を解明する楽しさに、きっと出合えるでしょう。