超訳 マキャヴェリの言葉
発売日
2011年06月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79715-1

超訳 マキャヴェリの言葉
逆境の時代を生き抜く

著者 本郷陽二著 《作家、幸運社代表》
主な著作 『頭がいい人の敬語の使い方』(日本文芸社)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 混迷の時代に、リーダーが真に必要とする“究極の権謀術数”を説いたマキャヴェリ。日本人が今こそ学ぶべき、強靭な生き方の真髄とは?



 16世紀、イタリアのフィレンツェ共和国の書記官マキャヴェリが著した『君主論』――。

 小都市国家に分裂し、外国の介入を受けながら戦乱に明け暮れる祖国の姿を憂い、真のリーダーが必要とする“究極の権謀術数”を説いた。

 人間と組織の本質を冷徹なまでに分析した政治哲学は、当時の宗教的価値観から“悪徳の書”と呼ばれ排撃されるも、その後、四百年以上にわたり“帝王学のバイブル”として世界中で読み継がれている。

 本書は、その徹底した現実主義のエッセンスを、「リーダーにとって、力は約束より大切である」「信頼する部下よりも、かつてのライバルを起用せよ」「中立の道を選ぶのは、まったく賢明な手段ではない」「勝利の数よりも、最も害が少ない作戦を常に考えよ」など、現代に合わせた大胆な“超訳”で解説する。

 リーダー・組織のあるべき戦略から個人の強い生き方まで、混迷と停滞を続ける日本人が今こそ学ぶべきマキャヴェリの知恵とは?