「体を温める」と子どもは病気にならない
発売日
2012年02月09日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-80202-2

「体を温める」と子どもは病気にならない

著者 石原結實監修 《(石原結實)イシハラクリニック院長、(石原新菜)イシハラクリニック副院長》
石原新菜
主な著作 「体を温める漢方」で不調を治す』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 生野菜、バナナ、牛乳より、ラーメンのほうが子どもにとって健康食!? 低体温が原因だった子どもの病気を治す、生活習慣の知恵が満載。



 現在の親世代の方々が子どもだった頃とくらべて、私たちの暮らしは劇的に変わりました。この間に、子育ての常識というものもどんどん変化しています。もっともよくある誤解が、子どもの体温に関することです。「子どもは風の子」という言葉のように、かつては子どもの体温は高く、多少寒くても薄着で大丈夫でした。ひと昔前は平熱が37度以上ある子どもがほとんどでしたが、今は高くても36度台前半、平熱が35度台の子どもも少なくありません。昔に比べ、子どもの平熱は1度以上低下しているのです。

 最近はアレルギーの子どもが増えていますが、これは冷えが原因です。発熱、おう吐、下痢、鼻水、夜泣き、貧血、イライラしやすいといった症状も、冷えが招くものです。冷え切っている今の子どもは、内側からも外側からも温めてあげる必要があるのです。

 よかれと思ってやっていることが、冷えを招いてしまっていないか、生活習慣の見直しを!