植物は人類最強の相棒である
発売日
2014年03月14日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-81879-5

植物は人類最強の相棒である

著者 田中修著 《甲南大学理工学部教授》
主な著作 『植物はすごい』(中公新書)
税込価格 924円(本体価格840円)
内容 人類最古の栽培植物は? 植物の根に潜む、空気をパンに変えるしくみとは? 植物のすごい力と、それを利用した人間のドラマを語る。



 私たち人類と植物たちは、遠い昔から、お互いの能力を高めあいながらともに発展してきました。植物は人類の「最強の相棒」なのです。

 彼らの秘めた能力はすこぶる高く、あらゆる環境に適応して生き抜くことができます。「大根からキャベツを生やす」といった具合に、2本を1本につなげることも可能です。また、植物は私たちに食べ物や薬、役に立つしくみを提供してくれます。それにまつわる逸話として、本書では人類が最初に栽培した植物の話などを取り上げます。

 そして、植物はその美しさで心を癒してくれます。本書では日本人が愛する花や木の話、日本原産とされる植物についても紹介します。

 【目次より】四億年前の相棒の上陸 ◎ヒマワリのタネは、タネではない? ◎最古の栽培作物は? ◎「実用化不可能」のはずのハイブリッド・ライスが出現 ◎なぜ、ブランド品種の見た目や味は同じなのか? ◎暑い夏のビニールハウスの意味は? ◎フキノトウの言い伝え ◎和名が学名になっている植物は?

 ベストセラーになった『植物はすごい』(中公新書)の田中修先生が、ユーモアあふれる文章で、植物の魅力を綴ります。