いま沖縄で起きている大変なこと
発売日
2014年08月25日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-82032-3

いま沖縄で起きている大変なこと
中国による「沖縄のクリミア化」が始まる

著者 惠隆之介著 《拓殖大学客員教授、『八重山日報』論説委員長》
主な著作 『沖縄が中国になる日』(育鵬社)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 蠢く「反日」「反米」「親中勢力」……。彼らの最終目標は、在沖米軍の全面撤退!? 沖縄在住の元海上自衛隊士官による極秘レポート。



 沖縄における反日・反米軍の動きが国際的規模に達している。その背後で中国や韓国が支援しているのだ。そうしたなかで親中派が一定以上の力を持つと、沖縄県民に同調圧力をかけ、住民投票で多数派を形成する。そこで中国が「沖縄の独立支持」を宣言する。クリミアの再現である。

 日本国民は、いかに尖閣諸島を守るかに汲々としている。しかし中国は、尖閣を含む沖縄県全体を乗っ取る戦略を構想しているのだ。孫子の兵法では「戦わずして勝つ」ことが最善の策とされる。まさにこの「戦わずして勝つ」戦略が、沖縄のクリミア化なのだ。

 日本はこれまで、中国の強かな戦略に痛い目に遭わされてきた。日中戦争では、中国国民党と日本陸軍が戦わされ、わが国は国際的に孤立させられていった。尖閣問題では、「棚上げ論」に応じることで、中国に軍事力を高める時間を与えてしまった。この「沖縄のクリミア化」を荒唐無稽な戦略と考えるべきではない。(本文より抜粋)