書籍
- 発売日
- 2014年12月10日
- 判 型
- A5判並製
- ISBN
- 978-4-569-82103-0
江戸川乱歩とその時代
著者 | 武光誠著 梅田紀代志絵 |
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主な著作 | 『日本史の影の主役 藤原氏の正体』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 妖しくもロマンあふれる乱歩の作品はいかにして誕生したのか。描き下ろしの挿画と時代背景でたどっていく、これまでにない乱歩案内。 |
2014年は江戸川乱歩生誕120年、2015年は乱歩没後50年。この節目の年を記念して、新たな江戸川乱歩論を刊行! 妖しくも美麗な絵画と乱歩の生きた時代の歴史分析から、乱歩の思い描いた幻夢の世界に耽り愉しむ本である。
今も多くの作家から敬愛され、読者を魅了してやまない乱歩の作品はいかにして生まれたのか。乱歩の生涯をたどりながら、その時々に乱歩が感じたはずの時代の空気を鮮やかに甦らせる。大正デモクラシー、大衆文学の隆盛、戦争と規制、戦後復興、そして高度成長。歴史という大きなうねりと対峙するかのように乱歩は自由な精神を求め、そこから多くの傑作が誕生したことがわかる。
本書に彩りを添えるのは、描き下ろしの挿画。「幽霊塔」「人間椅子」「パノラマ島奇談」「怪人二十面相」「屋根裏の散歩者」「孤島の鬼」といった著名な作品世界をリアルに再現している。乱歩を知り、その世界に浸りたい人のための格好の一冊。
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