子どもたちの未来を考えてみた
発売日
2014年12月12日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82120-7

子どもたちの未来を考えてみた
教育・福祉・スポーツに望むこと

著者 乙武洋匡著 《作家》
主な著作 『五体不満足』『自分を愛する力』(以上講談社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 私たちは子どもたちに何を残すべきか? これまで様々なことに真剣に向き合い、取り組んできたからこそ語り合いたい日本のこれからのこと。



 なぜテレビのバラエティ番組などで「デブ・ハゲネタ」はOKなのに、「障害ネタ」はNGなのか? なぜ日本の学校制度の中で「独創的なアイデア」を生む子どもが育ちにくいのか? そしてなぜ著者は「パラリンピックをなくしたい」と思っているのか…。

 これまで杉並区の教諭や、東京都教育委員などを務め、実地に教育に取り組んできた著者。しかし、その中で、本当に子どもたちのことを思うなら、もっと社会全体に目を向けなければと、思うようになったといいます。

 未来を生きる子どもたちのために、今、すべきことは何か。それを、これまで著者の人生経験に基づきつつ、「教育」「福祉」「スポーツ」という三つの切り口から、真剣に考え、まとめたのが本書です。さらに、その考えを、世界各国から日本に来ている大使たちにインタビューしてぶつけ、課題解決のヒントを探りました。

 「お互いの個性を認めて、つながろう!」

 目からウロコが落ち、やるべきことが見えてくる、胸熱くなる一冊です。

 ◆学校は九割が“杞憂”でできている

 ◆“横並び主義”はいったい誰のため?

 ◆眼鏡をかけている人と障害者は何が違う?

 ◆若者と高齢者がつながる「楽しい場」

 ◆「感動のいいとこどり」はもうやめよう

 ◆オリンピックで活躍する義足アスリート