10年たっても色褪せない旅の書き方
発売日
2014年12月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-82165-8

10年たっても色褪せない旅の書き方

著者 轡田隆史著 《ジャーナリスト、元・朝日新聞論説委員》
主な著作 『「考える力」をつける本』(三笠書房)
税込価格 858円(本体価格780円)
内容 「自分らしい旅」をしたいなら、紀行文を書いてみよう。人生を豊かにする旅の作法と、記憶に残る旅の文章の書き方が同時に学べる一冊。



 団体旅行だろうと一人旅だろうと、大勢の観光客の群れに埋没することなく、もっと「自分らしい旅」をしてみたい――。旅行ブームのいま、こう思っている中高年は多いはず。

 そこで著者が勧めるのは、「旅の文章」(紀行文)を書いてみること。「書く」という行為を前提にして初めて、「自分らしい旅」は可能となる。なぜなら、旅の脚本・演出・演技のすべてをまとめたものが、「旅の文章」だからだ。

 しかも、どうせ書くなら、誰しも、他人に読んでもらえる文章にしたいもの。

 「旅とは旅先に『惚れる』こと」「『無』に感動することが旅の出発点」「そこに在るものだけを見ていては、旅はすぐに古びる」「旅は終わったときからはじまる」といった、人生を豊かにする旅の作法と、「地名を効果的に用いる」「歴史にまつわる事実を書きこむ」「総花的に羅列しない」「決まり文句はなるべく避ける」といった、いつまでも色褪せない旅の文章の書き方が、同時に学べる一冊。