自民党の正体
発売日
2015年09月18日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82667-7

自民党の正体
こんなに愉快な派閥抗争史

著者 倉山満著 《憲政史家》
主な著作 帝国憲法物語』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 こんなに愉快な派閥興亡史。知れば、自民党の正体が驚くほどに見えてくる! 抱腹絶倒しつつタメになる、「戦後史の核心」を暴く決定版。



 戦後の大部分の時期において「政権与党」となり、日本を“支配?”してきた自民党。いまこの時も、この党に所属する政治家たちが様々な物議をかもしつづけている。

 だが冷静に考えてみれば、自民党は実に「不思議な党」であり、「おかしな党」である。何でこんな党なのか。誰がどうやって動かしているのか。物事はどんな原理で決まっているのか。そもそも、この党の存在意義はどこにあるのか……。

 本書は、戦前の政党史、戦後の混迷期、保守合同、「三角大福」の争い、闇将軍、竹下支配、失われた10年、小泉純一郎の改革、そして安倍内閣へと至る、前史から現在までの大河のような自民党の歴史を詳述し、「自民党の謎と秘密」をすべて白日の下に晒す意欲作である。

 党人、官僚、変人、権力の鬼など、超個性的な人たちが織りなしてきた不思議な政党史を、抱腹絶倒のエピソードをふんだんに交えつつ、大放談! 大笑いし、膝を打ちつつ読み進めるうちに、この党の「行く末」までが手に取るようにわかるようになること、うけあいである。すべての日本人必読の一冊!

 ◆序章:日本政治を理解する法則

 ◆第1章:保守政党の源流

 ◆第2章:占領期の潰し合い

 ◆第3章:悲願と裏切りの保守合同

 ◆第4章:「三角大福」の死闘と米中代理戦争

 ◆第5章:闇将軍と跡目争い

 ◆第6章:竹下支配――万人恐怖の超権力者

 ◆第7章:失われた10年

 ◆第8章:小泉純一郎の政治改革

 ◆第9章:どうなる自民党安倍内閣?