クロカネの道
発売日
2017年03月16日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-83283-8

クロカネの道
鉄道の父・井上勝

著者 江上剛著 《作家》
主な著作 我、弁明せず』、『怪物商人』(PHP研究所)
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 「長州ファイブ」の一人として伊藤博文らと海を渡り、日本に鉄道を敷くべく、ひたむきに生きた男・井上勝を感動的に描く長編小説。



 「我が職掌はただクロカネの道作りに候」

 リニア中央新幹線などに代表される鉄道技術大国・日本は、この男に始まる!

 

 鉄道(クロカネの道)を日本へ――。

 幕末、伊藤博文や井上馨らとともに、長州ファイブの一人として国禁を犯して英国へ渡航。伊藤らが政治の世界を突き進むなか、ひたすら鉄道敷設に人生を捧げた男、井上勝。

 鉄道の敷設権を要求するアメリカの主張を退け、さまざまな反対の声にも粘り強く交渉し、ついには日本人のみによる鉄道敷設を成し遂げ、日本の「鉄道の父」と呼ばれた男の生涯を感動的に描いた長編小説。