祇園祭の愉しみ
発売日
2017年06月16日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-83361-3

祇園祭の愉しみ
山鉾と御神輿をめぐる悦楽

著者 芳賀直子著 《舞踊研究家》
主な著作 『バレエ・ヒストリー』(世界文化社)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 京の夏の代名詞といえば「祇園祭」。毎年80万人もの観光客を引き寄せる魅力の源泉・見方・楽しみ方を山鉾の美麗な写真とともに紹介。



 古都を舞台とした、千年以上続く一大歴史絵巻のようでありながら、見るたびに新鮮な驚きがあり、一度として同じ瞬間がない。まるで最上級の舞台芸術のような非日常空間、それが京都の祇園祭である。なぜ毎年何十万人もの人が、暑さと混雑を承知で、このお祭りに集まるのか? 「動く美術館」といわれる山鉾は町衆文化・芸術が結集したもの。山鉾が主役の宵山と巡行が人気の中心だが、クライマックスは巡行の夜に行われる勇壮美麗な神輿渡御(みこしとぎょ)にあった! 見る、知る、食べる、歩く――古都最大のお祭りの魅力のすべてがこの1冊に。全山鉾の写真と解説付。写真:井上成哉

 【目次より】
●第1章 祇園祭との出合い――宵山と御神輿 
●第2章 お祭り期間は一カ月 
●第3章 山鉾の楽しみ方――前祭 
●第4章 山鉾の楽しみ方――後祭 
●第5章 山鉾巡行をどこで、何を見る? 
●第6章 御神輿の愉しみ方 
●第7章 祇園祭を食す、求める 
●終章に代えて――未来を思う