書籍
- 発売日
- 2006年03月17日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-64951-1
生と死のボーダーラインで揺れた
問題少女
著者 | 長田美穂著 《ジャーナリスト》 |
---|---|
主な著作 | 『ヒット力』(日経BP社) |
税込価格 | 1,540円(本体価格1,400円) |
内容 | リストカット、万引き、売春、フーゾク――。境界性人格障害(ボーダーライン)と診断された彼女の死から見えてきたものとはなにか。 |
生と死。正常と異常。自分の外側と内側。人間は、つねにその境界線(ボーダーライン)を揺れ動く。リストカット、摂食障害、薬物依存、セックス依存……。つい境界線を越えてしまうことが、どの人にも起こりうる時代になった。そういった問題ごとが、もう他人ごととはいえない時代になった。本書は、女性ジャーナストが長年追い続けた「問題少女」の観察記録である。彼女・レイカは、鬱病とも境界性人格障害(ボーダーライン)とも診断されていた。だが、著者・長田との関係、つまり取材する者とされる者の関係をこえ、「友人」としての関係が深まりつつあった時、突如として彼女は自ら命を絶つ。そして著者は、その原因を、いや「悪者」を捜し求め彷徨をはじめる。そしてその彷徨のなかで出会う人々を通して、その奥にある現代社会の病理をあぶりだしていく。なぜ生きるのか、そして生と死について深く考える人々にぜひ読んで欲しい、ノンフィクション意欲作。
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
電子書籍
広告PR