書籍
- 発売日
- 2002年06月19日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-62213-2
痛みだけの改革、幸せになる改革
「迷路」から脱け出すための経済学
著者 | 神野直彦著 《東京大学教授》 |
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主な著作 | 『二兎を得る経済学』(講談社) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 全くビジョンのない、袋小路的な構造改革では決して日本は救えない。改革の行方を明快に描ききり、あるべき未来を構想する希望の書! |
痛みに耐えて頑張っても、果たして幸せになることができるのか? 小泉改革は、何か変だぞ? そんな思いを多くの日本人が感じ始めている。しかし、それがなぜなのか、これまで明確には知ることができなかった。本書は、その疑問に真正面から答え、本当に目指さなければならない改革の方向性を明らかにした一冊である。
まず第一章では、小泉首相が掲げた、様々なキャッチフレーズの問題を解明する。歴史的な視点や経済社会の本来的なあり方についての考察など、原点をきちんとふまえた議論で、明晰に現在の政策が覆されていく知的刺激を味わうことができるだろう。また、第二章では、どのようにして「構造改革」と「景気回復」を両立させるのか、その原理を解説し、第三章では、日本はどのような社会を目指して構造改革すべきなのかを力説していく。
改革への常識の迷路から脱け出すための、まさに目からウロコが落ちる、夢ある未来への処方箋である。
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