日本の女が好きである。
発売日
2008年01月16日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-69619-5

日本の女が好きである。

著者 井上章一著 《国立国際日本文化研究センター教授》
主な著作 『ぼくたち、Hを勉強しています』(朝日文庫)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 「美人」と「美女」はどう違う? 秋田や新潟には本当に美人が多いのか? 題材として取り上げにくい「美人」についての考察に、あえて挑む。



 賛否の両論を巻き起こした問題の書『美人論』から17年。再び挑む、美しい人とそうでない人の研究。

 なぜ日本人は、女性のうなじや脚首に魅力を感じるのか? 小野小町はほんとうに「美人」だったのか? 不美人ほど不倫をすると言われた理由は? 「秋田美人」「新潟美人」が生まれた深い事情とは? ミス・ユニバースとK-1の共通点とは?……

 フェミニストとの心理戦の裏話や、美人の研究を始めるきっかけとなった自らのコンプレックスなど、美人研究にまつわるさまざまな豆知識やこぼれ話を紹介する1冊。

 楊貴妃からかぐや姫、ミス・ユニバースに女子大生、さらにはアニメの美少女キャラまで、古今東西の資料に基づき、「美人」「美女」ついでに「美男」について、マジメに深く深く考察します。人はほんとうに「見た目」がすべてなのか?