一枚の紙で折る 京連鶴
発売日
2008年05月23日
判 型
B5判並製
ISBN
978-4-569-70005-2

一枚の紙で折る 京連鶴

著者 富田瑞穂著 《折り紙作家》
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 瑞兆の化身「鶴」を願いを込めてやさしく折る方法と、1枚の紙で2羽以上の鶴を折りあげる伝承連鶴から創作の連亀までの折り方を紹介。



 連鶴とは、1枚の紙で2羽以上の折り鶴を折ることです。

 本書では、江戸時代に残された、伝承折鶴はもちろん、著者が、しあわせへの願いを込め、60羽で団塊の世代の干支の文字を紹介し、またその製図のつくり方も解説しています。

 伝承は、妹背山、八橋、拾餌…創作連鶴は、京の祗園祭の鉾をイメージし創作し、「花笠道中108」は人生の煩悩を雄大に表現しています。巻末には亀の折り方を紹介、鶴亀をあわせ、吉祥の兆しをかわいらしく表現しています。作品はすべて京友禅和紙を使用し、京都の雅な伝統をかもし出しながら、楽しい作品がつくりだされています。

 一枚の紙への切れ込みの入れ方で、つながり方に変化が見られ、大変楽しい表情が生まれます。2羽からはじめ次第におおものへ…優しい気持ちで折り続けることで素敵な連鶴の出来上がる、わかりやすく楽しい連鶴の本。