世界連鎖恐慌の犯人
発売日
2008年12月17日
判 型
新書判上製
ISBN
978-4-569-70545-3

世界連鎖恐慌の犯人
アメリカ発「金融資本主義」の罪と罰

著者 堀紘一著 《ドリームインキュベータ会長》
主な著作 会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人』(PHP研究所)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 アメリカ発の金融工学がデタラメな商品をつくって、世界中にバイキンをばらまいた! 行き過ぎた資本主義の罪と罰を白日の下にさらす!



 サブプライムローン問題に端を発した世界同時不況。「金融の神様」といわれたグリーンスパン元FRB議長が、自らの金融政策の過ちを認めた理由とは何か? マスコミを賑わす「インベストメントバンク」「ヘッジファンド」「デリバティブ」「CDS」「CDO」、そして「サブプライムローン」が元凶なのか?

 本書は、経営コンサルタントの世界に身を置きながら、インベストメントバンクやヘッジファンドのやり口や金融工学のまやかしを知り尽くした著者が、金融知識がない一般の人にもわかるように「金融危機の真因」を明かした書。

 悪と知りつつ金儲けに走る人たち、百害あって一利なしのヘッジファンド、世間を知らない学者たちがつくった世にも恐ろしいCDOの仕組み、濡れ手で粟の大儲けができるCDSの正体……いま起きていることの実態を知るにつれ、「同時不況」がやがて「連鎖恐慌」に進む未来が予感でき、誰もが身震いすること間違いない。