やすらかな死を迎えるためにしておくべきこと
発売日
2011年11月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-80051-6

やすらかな死を迎えるためにしておくべきこと
リビング・ウィルのすすめ

著者 大野竜三著 《愛知県がんセンター名誉総長》
主な著作 『タバコとわたしたち』(岩波ジュニア新書)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 大病にならず、無駄な延命治療をしないために。がんの権威が大病を防ぐ習慣と、予め記す「意思表明書」が絶対に必要であることを説く。



 「ピン・ピン・コロリ」が理想の死に方だとよくいわれるが、老後を元気に生きて安らかに死ぬために大切なことは、まず糖尿病やアルツハイマー病、がんや心臓疾患など苦しい病を遠ざけること。そして倒れてしまった後の無駄な延命治療を阻止するために、リビング・ウィル(「終末期の医療とケアについての意思表明書」)を書き残すことである。

 家族に意向を伝えていてもリビング・ウィルがなければ、チューブや器械を体につなぎ、国の医療費を浪費する治療を受ける可能性がある。極めて重要なリビング・ウィルと病を防ぐ習慣について、愛知県がんセンター名誉総長がやさしく語る。

 【内容例】◎がんにならないための科学 ◎心臓病や脳出血・脳梗塞にならないための科学 ◎ピン・ピン・コロリのために実践すべき生活習慣 ◎自宅でやすらかに死んでいくことは可能か ◎リビング・ウィルとはどういうものか ◎リビング・ウィルの書き方