日本の怖い数字
発売日
2012年12月14日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-80908-3

日本の怖い数字

著者 佐藤拓著 《科学ジャーナリスト、サイエンスライター》
主な著作 『1万円の世界地図』(祥伝社新書)
税込価格 836円(本体価格760円)
内容 100万ドル以上を持つ富裕層、餓死した人数、孤立死、小児喘息……日本の今後を占う象徴的な数字、驚きの数字を取り上げ、解説。



 いま日本社会の中でいったい何が起こっているのだろうか。そのことを如実に示す象徴的な数字を取り上げ、看過できない課題をあぶりだす。中には目を見張る、「驚くべき数字」があり、世間の注目がほとんど向けていられないところにも、重大な問題があることに強い警鐘を発する。

 ■最近10年間で餓死した人は1万7881人

 ■全国で孤立死する人は1日当たり104人

 ■学習障害の児童数が5年で5.4倍に

 ■精神疾患で休職した教員は1年間で5407人

 ■胎児が無事に育たない不育症患者数は140万人

 ■児童虐待殺人で内縁の夫の犯行は8.6%

 ■小学生のぜん息有症率は44年で17.4倍に

 ■2011年にいじめがあった中学校は全国の中学校の5割以上

 ■夫の離婚理由「妻による暴力」が11年で58%増

 ■3.11の大震災後、福島県大熊町の空き巣被害は前年の22.9倍