経済人からみた日本国憲法
発売日
2008年07月15日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-70047-2

経済人からみた日本国憲法

著者 高坂節三著 《元経済同友会幹事》
主な著作 昭和の宿命を見つめた眼』(PHP研究所)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 経済界のご意見番が、国民の幸福・繁栄の観点から、日本国憲法のあり方を問い直す。地に足をつけた議論で憲法改正への道のりを示す。



 日本国憲法制定後六〇年が過ぎ、世間でも憲法改正を求める声が大きくなりつつある。ある経済団体のアンケートでは、じつに九〇%超のメンバーが改正に賛成と回答したのである。国際社会が自由と平和を堅持し、日本が近隣諸国から信頼・尊敬される国家となるためには、どのような国のかたちが望ましいのか――現行憲法のもとでは、石油シーレーンの安全確保のために自衛隊を派遣することすら困難なのである。海外でのビジネス経験も豊富な経済界のご意見番が、日本国憲法のあり方を問い直す。

 ○第一章 経済界の憲法論、○第二章 繁栄・平和への取り組み、○第三章 資源と安全の確保、○第四章 明治憲法をどう考えるか、○第五章 統帥権と軍部の暴走、○第六章 日本国憲法制定への動き、○第七章 第九条のもつ意味、○第八章 憲法改正の動き、○第九章 日本のかたちを考える