誰も書けなかった国会議員の話
発売日
2009年12月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-77479-4

誰も書けなかった国会議員の話

著者 川田龍平著 《参議院議員》
主な著作 『日本に生きるということ』(講談社)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 国会議事堂ってどんな所? 無所属議員と政党議員の違いは? HIV訴訟の原告だった青年が政治家になって目にした議員村・永田町の日常。



 十九歳のとき、薬害エイズ訴訟の原告として注目を浴びた青年は、いま国会議員として何を目指しているのか。十五年前に感じた政治不信の根源を絶つべく、永田町に身を置き奔走する日々を率直に綴る。なぜ国は動かないのか。市民のいのちや暮らしを守るための法律成立を阻むものの正体とは。少数派の声にも耳を傾け、与党・民主党にも迎合しない姿勢を貫く。政権交代が実現させたいま、「政治は自分たちで変えることができる、という自信を一時の夢で終わらせないで下さい」と有権者たちに呼びかける。そのためにも、政治から目を離さないことが肝要である。さらに、議員ムラ永田町の実態をレポート。「居眠り議員はなぜ多い?」「法案の中身も知らずに投票?」「野次がうまい議員は?」をはじめ、国会食堂、無料パス、給料のウソ・ホントなど内輪話も興味深い。また、自身の生い立ちから結婚までのエピソードも披露。政治家と有権者の距離がぐっと近くなる好著である。