[歴史人物]とっておきの話

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[復刻版CD]リーダーのためのスピーチ話材集
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[歴史人物]とっておきの話

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    CDに収録した音声のサンプルを試聴できます。
監修者 [企画協力]童門冬二
税込価格 20,520円(本体価格 19,000円)
構成 CD全3枚
付属品 書籍(112ページ)
収録時間 1枚50~60分

歴史人物のエピソードを使って、心に残るスピーチを!

従業員を励まし、やる気にさせる話をすることは、リーダーとして重要な課題の一つといえるでしょう。しかし、限られた時間で、従業員をひきつけ、意図や熱意を伝え、やる気にさせるスピーチをするのは、どんなに優れたリーダーであっても日々頭を抱える問題ではないでしょうか。
本CD集は、日本の歴史上、さまざまな業績をあげた人物のエピソードを織り込んだ、リーダーのためのスピーチ集です。誰もが知っている歴史上の人物のエピソードをまじえることで、話に深みを与えつつ、的確に意図を伝えることができるよう工夫しています。
スピーチで困ったときに、ぜひお役立てください。

<特長1>歴史小説の第一人者・童門冬二氏の企画協力によりユニークなエピソードを収録!

<特長2>全31話のタイトルから、スピーチの目的に沿った話材を選択できます。

<特長3>付属の書籍で内容が確認できます。

◆内容の一部紹介◆
第六話 「部下の固定観念を変える」
       ――社員全体を対象としたスピーチ(Disc2より)

……江戸時代、四国の高松に松平頼恕という殿様がいた。瀬戸内海に面した国だから、時々殿様の食膳に鯛が出る。あるとき、殿様が「この鯛はなかなか旨いが、どこでとれたのか?」と聞いた。家来が得意げに、「お城の前の海でございます」と答えた。すると殿様は、「そんな近くでとれるのであれば、これを活用しない手はないな」と言って、しばらく鯛を食べていたが、途中で箸を置くと、家来に「藩の財政を富ますために、ひとつ、鯛を飼ってはどうか」と言った。家来は即座に「それは難しゅうございます」と言ってから、殿様は下々のことは何もご存じないのだなといった顔で、「鯛という魚は、潮の流れの速いところでないと育ちません。また、潮の満ちひきにも大きな関係があります。やはり、自然の海に任せるほうがよろしいかと存じます」と答えた。…(中略)…
翌日、池の鯛の様子を見た頼恕は、「海水に少しずつ真水を混ぜてくれ」と命じた。こうして、少しずつ海水を真水と入れ替え、やがて、池の水は元通り全部真水と入れ替えられた。しかし、鯛は死なずに真水の池で泳いでいた。それを見て頼恕は言った。「どうだ。鯛は、塩辛い水でなくとも、真水の中でも泳いでいるではないか」。
家臣たちは顔を見合わせた。頼恕が、なぜこのような実験をしてみせたのか、その意味を悟ったからである。
頼恕は、鯛が真水でも養殖できると思っていたわけではない。ただ、そんなことはできませんと、頭から否定した家臣の固定観念の誤りを指摘しようとしたのです。…(中略)…
今から、常識とか既成のものの見方、考え方を取り払って、もっと別の方法はないか、もっとよい方法はないかと常に考えてもらいたい。そういう問題意識を持ち続けて、「おやっ?」と思ったことがあったら、何でもよいから、上司や先輩に相談してみることです。
そこから、もしかすると素晴らしい何かが見えてくるかもしれません。
備考 ※本CD集は、同名のカセットテープ集(1991年2月刊)をCDにて復刻発刊したものです。