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作品一覧

日本人のためのグローバル著作権ビジネス講座――今、世界で起きている著作権バトルと成功のための未来予測

筆者:山崎卓也

発売日:2017年4月発売予定

Spotify、Apple Music、Googleと音楽流通の主流がグローバルなプラットフォームになっている今、著作権ビジネスの世界的な動向を知り、それをふまえた未来予測のもとに今後のビジネス戦略を考える。YouTubeなどを取り巻くValue Gap問題、出版権と原盤権の収入格差問題、マルチテリトリーライセンスなど、現在世界で起きているグローバル著作権ビジネスの動向と、今後、日本の音楽業界として取り組むべき実務的な課題や戦略について、音楽著作権の国際的なビジネスディールやルールメイクの場に深くする弁護士が解説。

筆者紹介:山崎卓也(やまざき・たくや)
弁護士。1997年、弁護士登録。2001年、Field-R法律事務所設立。音楽ビジネスを中心とするエンターテインメント関連法、スポーツ法を専門分野とし、主としてアーティストや選手の立場から、国際的な契約交渉、ルールメイキング、団体交渉などの業務に数多く従事。中央大学、日本大学、早稲田大学大学院法務研究科の各非常勤講師、FIFA紛争解決室仲裁人などを務める。米国Best Lawyers社の調査による"Media and Entertainment Law"と"Sports"の2つの分野におけるBest Lawyersの1人に、2009年の調査開始以来継続して選出。主な著書・論文に『エンターテインメント法』(学陽書房。共著)、"Music Streaming in Japan"(国際エンターテインメント弁護士会2015年学会誌所収)など。

グローバル視点でのアニメビジネスとコンテンツビジネス

筆者:石川真一郎

発売日:2017年6月予定
ボストンコンサルティングのコンサルタントから、アニメ会社社長への華麗なる転身、株式公開したビジネスパーソンである筆者。「アフロサムライ」を海外でヒットさせ、アメリカのアニメ共有サイトクランチロールにいち早く許諾と出資するなど、国境もアニメプロデューサーの枠も超えた活躍を続ける筆者がグローバル視点でのコンテンツビジネス展開における肝要な要素を力強く示す。

筆者紹介:石川真一郎(いしかわ・しんいちろう)
株式会社ゴンゾ代表取締役社長、グロービス経営大学院准教授。
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了(MSc)、INSEAD(France)修士課程修了(MBA)。東京大学大学院理学系研究科修士課程修了後、株式会社ボストンコンサルティンググループ(BCG)に入社。経営コンサルタントとして経営戦略、ビジョン、新規事業立ち上げ等のプロジェクトを行う。またハイテクプラクティスグループ、メディアコンバージェンスプラクティスエリアのメンバーとして活動。BCG在籍中に、INSEADにてMBA取得後、創業者として株式会社ディジメーションを設立、その後BCG退社、株式会社GDH(現株式会社ゴンゾ)を設立、2004年に取締役社長兼CEOとしてマザーズ上場。現在、同社代表取締役社長。また、2007年よりグロービス経営大学院にて教鞭をとり、ベンチャー戦略の講義を行う。

クラブカルチャーの未来と風営法改正

筆者:斎藤貴弘

発売日:2017年6月予定
歴史に残る偉業とも言われる2016年から施行された風営法改正。日本のカルチャーの母体となり得る場あり、インバウンドで都市の魅力を担うクラブが、規制から守られ、クラブ事業者、DJ、アーティストなどが一致団結したという「やり方」も類を見ないものでした。その立役者とされる筆者が、風営法改正に至る成功の秘訣と五輪後の東京語る。

筆者紹介:斎藤貴弘(さいとう・たかひろ)
2006年に弁護士登録の後、勤務弁護士を経て、2013年に独立、2016年にニューポート法律事務所を開設。多様な企業をクライアントとし、幅広い分野の法律業務を取り扱うとともに、近年は、ダンスやナイトエンターテインメントを広範に規制する風営法改正をリードするほか、外国人の就労ビザ規制緩和などにもかかわり、各種規制緩和を含む各種ルールメイキング、さらには規制緩和に伴う新規事業も支援している。

VR/ARと世界のエンタメビジネス

筆者:鈴木貴歩

2017年6月発売予定

エンターテインメントの未来の命運を握るテクノロジー。それを知らずして、触れずしてコンテンツを牽引することはできない……。筆者がMTVからユニバーサルミュージックと外資系のデジタル分野で活躍していたさなか、2016年1月にエンターテック・アクセラレーターとして独立し、注目のスタートアップ「KAGURA」のグローバルアドバイザーとして、SONARでグランプリを受賞するなど活躍著しい筆者が日本のエンターテックの未来を考える。日本では珍しい、音楽ビジネスカンファレンス「THE BIG PARADE」を立ち上げた理由、大企業の宣伝部門やスタートアップにも広いネットワークの活用法など、

筆者紹介:鈴木貴歩(すずき・たかゆき)
ParadeAll株式会社代表取締役 / エンターテック・アクセラレーター、The Big Parade Co-Founder。タイトー、ロンチシ?ャハ?ン他て?コンテンツ企画に従事、 2001 年よりMTV Japan株式会社にてモハ?イルヒ?シ?ネスの立ち 上け?、企画開発、他企業との事業提携等を手か?ける。2009年にユニハ?ーサルミューシ?ック合同会社に入社。テ?シ? タル本部本部長他を歴任し、音楽配信売上の拡大、テ?シ?タ ルマーケティンク?の強化、全社のテ?シ?タル戦略の推進、メテ?ィア/フ?ラットフォーム企業との事業開発を担当の後、2016年に起業。KAGURAの海外進出アドバイザーなどを務める。エンタテインメント x テクノロジーをテーマにしたカンファレンス&メディアTHE BIG PARADE Co-Founder。

スーパードットなひとになる。――コミュニケーションとテクノロジーの"今"

筆者:大岩直人

絵:下浜臨太郎
発売日:2017年3月24日

「今までのように、プロデューサーとディレクター、コピーライターとアートディレクター等々、対峙して職種を考える時代は終わったのではないでしょうか」(本文より)

すべてのメディアを飲み込んでしまったデジタル・テクノロジー。デジタルメディアの中心は驚異的なスピードで遷移していく。バナー、ウェブサイト、ムービー、アプリ、SNS、そしてロボットと。もはや既存の手法や考え方が通用しない。メディアは、表現は、モノづくりはどうなるのか。この環境のなかで何をどう表現すればよいのか。

デジタルの広告クリエイティブ職として数々の世界的アワードを受賞しながらも広告代理店を辞し、アーティストやテクノロジストとのコラボレーションを展開する等の異色の活躍を続ける筆者。本作では、テクノロジーと表現の現状、そしてその先に待つものを伝えつつ、テクノロジーを軽やかに身に纏い新たな表現を創り出す「スーパードットなひと」になるための考え方、在り方、発想法を示す。

本作を通じて自分自身を再定義できれば、メディアの形を問わず、人の心を動かす最も大切なものに近づくことができるはず。

【目次】 ・枠を設けることが意味を為さない時代
・メディアはメッセージ
・クリエイティブ試験不合格のクリエイティブ・ディレクター
・答えは、ひとつじゃない
・メディアと表現は常に変化し続ける
・アイデアとエグゼキューション
・クリエイティブとは問題を提起すること
・究極のプロジェクションマッピングとは
・リアルとバーチャルは対義語ではない
・新しい広告のヒントは広告祭を見に行っても見つからない
・メディアのコンディションを疑うこと
・再定義のための発想法
・コミュニケーションデザインとは何か
・サイトスペシフィックな島
・体験デザインってなんだ
・これからのデジタルテクノロジーが向かう先
・ストーリーテリングの力を見くびるな
[本書について]本書は、山口哲一氏がオーガナイザーを務める「ニューミドルマン養成講座第5期」の講義内容をもとにしつつ、それを新たに書き起こし書籍化したものです。

筆者紹介:大岩直人(おおいわ・なおと)
1984年一橋大学社会学部卒。同年(株)電通に入社し空間デザイン部門を経て1990年後半よりクリエイティブ部門に異動。インタラクティブ・ソリューションセンター、インタラクティブ・コミュニケーション局に所属し、2001年にクリエイティブ・ディレクター。その後、コミュニケーション・デザイン・センター(現CDC)に異動し、2009年にシニア・クリエイティブ・ディレクター。2014年電通総研を兼務。2015年(株)電通を退社しフリーランスに。2016年からは「モノ・カタリ。」の屋号でブランディングコンサルタント、コミュニケーションコンサルタント。最近は各分野のアーティスト、テクノロジストとのコラボレーションにおけるクリエイティブ・ディレクション、キュレーションに携わることが多い。クリエイティブディレクターとして2000年カンヌ国際広告祭銀賞を 2005年ニューヨーク、ワンショーインタラクティブ金賞などを受賞。カンヌ国際広告祭国際審査員、ニューヨーク、ワンショーインタラクティブ国際審査員 東京インタラクティブ・アド・アワード審査委員長などを務める。

下浜臨太郎(しもはま・りんたろう)
グラフィックデザイナー。1983年東京生まれ。金沢美術工芸大学卒。企画をわかりやすく絵解きする、いわゆる「ポンチ絵」を得意とする。最近の活動として「のらもじ発見プロジェクト」(第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞)や、町工場を音源としたレコードレーベル「INDUSTRIAL JP」があり、これらの企画を理解してもらうためにも「ポンチ絵」を多く描いている。