頁数/仕様
160ページ / 縦:18cm 横:12.8cm
初版
2007年3月
在庫
在庫あり

教科書によく出る! 小学生の同音・同訓使い分け絵事典

「追求」と「追究」、「会う」と「合う」など、読み方は同じで意味のちがう同音異義語・同訓異字を絵や例文を交えて解説。正しい使い分けは表現力・文章力の向上に役立ちます。
著者(肩書)
主な著作 『教科書によく出る! 小学生の慣用句絵事典』(PHP研究所)
編集等 どりむ社
税込価格 1,100円   (本体価格:1,000円)
対象 小学生全般
頁数/仕様 160ページ / 縦:18cm 横:12.8cm
初版 2007年3月

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わたしたちが使っている言葉には、同じ発音なのに、使う漢字も意味もちがうものがたくさんあります。
「まるいホットケーキを焼く。」という文を考えてみましょう。「まるい」を「円い」と書くと、みなさんがいつも食べている、平たい円形のホットケーキが頭にうかびます。でも「丸い」と書くと、ボールみたいな球形のホットケーキが頭にうかんでしまうのです。ちがう漢字を使っただけで、ホッとケーキは変身しましたね。
このように、同じ発音でも、ちがう漢字を使うと、文の内容は大きく変わります。これは、それぞれの漢字がちがう意味を持っているからです。ですから、漢字の意味を知り、正しく使い分けることは、文の内容を相手に正確に伝えることにつながります。漢字の使い分けは、国語の大切な基本なのです。
この本は、教科書に出てくるものを中心に、使い分けに気をつけたい漢字と熟語をのせました。絵の例文から、意味や使い方を楽しく知ることができます。また、使う漢字も読みもちがうけれど、よく似た意味を持つ言葉もしょうかいしています。
この本で漢字の使い分けを学ぶうちに、いつの間にか、国語力がアップしている自分に気づくことでしょう。  (「はじめに」より)

【同音異義語・同訓異字】
・あう(会う 合う)
・あける(空ける 明ける 開ける)
・あげる(上げる 挙げる)
・あたたかい(温かい 暖かい)
・あつい(暑い 熱い 厚い)
・あらわす(表す 現す)
・いがい(以外 意外)
・いぎ(異義 異議 意義)
・いし(意思 意志)
・いどう(移動 異動)
・うつす(写す 映す 移す)
・うむ(生む 産む)
・おう(追う 負う)
・おさめる(治める 修める 収める 納める)
・おりる(下りる 降りる)

・かいしん(会心 改心)
・かいとう(回答 解答)
・かいほう(開放 解放)
・かえす(帰す 返す)
・かた(形 型)
・かてい(課程 過程)
・かねつ(加熱 過熱)
・かわ(川 河)
・かんしん(感心 関心 寒心)
・かわる(代わる 変わる)
・きかい(器械 機械 機会)
・きじゅん(基準 規準)
・けいせい(形成 形勢)
・けんとう(見当 検討)
・こうてい(工程 行程)

・さいけつ(採決 裁決)
・さめる(冷める 覚める)
・さす(指す 差す)
・じき(時期 時機)
・しじ(指示 支持 師事)
・じてん(事典 辞典)
・しめい(使命 指名)
・しゅぎょう(修行 修業)
・じゅしょう(受賞 授賞)
・しょうすう(小数 少数)
・しんじょう(心情 真情 信条)
・しんろ(進路 針路)
・せいさく(制作 製作)
・せいさん(清算 精算 成算)
・そうぞう(想像 創造)

・たつ(立つ 建つ)
・たいしょう(対象 対照)
・たま(玉 球)
・ついきゅう(追求 追究)
・つくる(作る 造る)
・つとめる(努める 勤める 務める)
・てきかく(的確 適格)
・どうし(同士 同志)
・なおす(直す 治す)
・のぼる(上る 登る)
・はかる(計る 量る 測る)
・ひっし(必死 必至)
・ほしょう(保証 保障)
・むじょう(無常 無情)
・めいげん(名言 明言)

【類義語】
・案外 意外
・永遠 永久
・応答 返事
・音信 消息
・解説 説明
・感激 感動
・簡単 容易
・基準 標準
・経験 体験
・見学 見物
・原料 材料
・向上 進歩  ほか