頁数/仕様
200ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版
2016年1月
在庫
在庫あり

あなたはなぜ、片づけられないのか?

何度やっても片づかないのは、あなたの考え方が原因です。考え方が変わらないと、同じ状況を繰り返します。空間心理カウンセラーが、片づかない原因を根本的に解決します。
著者(肩書) 伊藤勇司《空間心理カウンセラー》
主な著作 『部屋は自分の心を映す鏡でした。』(日本文芸社)
税込価格 1,296円 (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 200ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版 2016年1月

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あなたは今、「片づける方法」を、探し求めているのではないですか?

はじめまして。
空間心理カウンセラーの伊藤勇司です。

わたしは現在、部屋が片づかないとお悩みの方々に、心理的な側面からのアプローチによる「心の片づけ」を行なうことで、部屋の片づけも自然に行なえるようなサポートをさせていただいております。
本書を手に取ってくださったあなたは、これまでにもなんとか部屋の片づけができるようにと、さまざまな「片づける方法」を追い求めてこられたのではないでしょうか。それによって一時的には改善できても、また元に戻ってしまったり、ノウハウを知ることで一時的にモチベーションは上がるけれど、なぜか行動には移すことができなかったり……。そうやって悶々と日々を過ごしながら、なぜうまく改善できないのかという原因を掴むことができずにいる中で、一筋の活路を見出すために本書を手に取ってくださったのではないかと思います。

そんなあなたに、はじめにお伝えしておきたいことがあります。
それは、「部屋の状態に善し悪しはない」ということ。

あなたは「片づける方法」を探し求めているからこそ、「部屋が汚いのは悪いことである」と思ってはいないでしょうか。部屋が綺麗な状態がよくて、汚い状態は悪である。そう思って、片づかない現状をどうにかしたいと思ってはいませんか?

わたしはこれまで、部屋が片づかない人の相談を数多く受ける中で、実は「部屋が綺麗な人」の心の相談も受けてきました。部屋が片づかないという悩みを持った方々は、「部屋が綺麗になること」がゴールだと思われています。そして、そうなることがより幸せに生きることにつながり、よりよい人生を生きるためにも大切なことであると。
そう思うのは当然のことではあるのですが、実は部屋が綺麗な人も、その人なりの悩みを抱えています。もちろん部屋が綺麗であるということに越したことはないのですが、それを過剰に意識するあまりに、精神的に苦しむ結果に陥る人も少なくないのです。
わたしはそういった両面のケースから「部屋」という、誰もが日常的に過ごす場所を通して、人の心を深く見つめ続けてきました。だからこそ、表面的な部屋の状態だけを見て、よい・悪いというレッテルを貼ることには、まったく意味がないと実感しているのです。

あなたがもし、部屋をより心地よい状態にしたいと思うなら、最初にやるべきことは、部屋を片づけることではありません。まず、最初にやるべきこと――それは、「考え方を変える」ことです。
結果(片づかないという状況)だけを変えても、原因(片づかない状況を引き起こした思考パターン)が変わっていなければ、また同じことを必ず繰り返してしまいます。一時的に片づけても、また元に戻ってしまうという「リバウンド」が起こる原因は、根本的な考え方が変わっていないからなのです。
あなたは今日まで、たくさんの人と関わってきたと思います。両親から始まり、きょうだいや友人、先生や後輩、上司や部下。そして、夫や子どもたち。これまでの人生の中で多種多様な人の考え方に触れる中で、あなたの今の考え方がつくり上げられています。そして、そのさまざまな影響を受けて形づくられてきた考え方を基準にして、今日も意思決定を行なっているにもかかわらず、「考え方の整理をする」という機会を意図的に持とうとしている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

本書は、あなたにその「考え方の整理」を行なっていただくことを一つの大きな目的としています。片づけのノウハウを知る前に、片づかない状態を引き起こしてしまう考え方を見つめ直し、どんな考え方をもとにして行動していくとよりよい結果が生まれるのかを、改めて見つめ直していただきます。そうすることで、より自分のことが理解できるようになり、片づかない状態を引き起こしてしまった根本的な理由を、あなたは客観的に把握できるようになるでしょう。
「思考は現実化する」という言葉がありますが、あなたの考えていることが、今のあなたの現実をつくり出しています。だからこそ、新たな現実をつくり出していくためには、新たな考え方を築き上げていく必要があります。
そのためにも、今、自分がどんな考え方をしているのかを知り、よりよい現実をつくるために不要な考え方は潔く手放し、本当に望む結果を得るための考え方を改めて採用していく。そういった考え方の整理を行なっていくことが、あなたの現状を変えるためのいちばんの力となります。

本書を通して考え方の整理を行ない、「片づく考え方」を身につけていただくことで、あなたの現状がよりよい方向へと導かれていくことを、心より願っております  (「はじめに」より)

【第1章】片づけられない人の、本当の心理
◆片づけられない本当の理由
◆チェックリストから見る、あなたの現在の心理状態
・カンタン「片づけ心理」チェックリスト
◆4つのタイプから見る「片づけ心理」
◆片づけられない原因は、「技術」よりも「心」にある
◆“ゴミ屋敷”になる人の心理的な特徴
◆本当にやりたいのは、片づけですか?
◆人は「結果」ではなく、「感情」を得たい生き物
◆感情の整理がうまくなると、自然と片づくようになる
◆心の状態が、物理的な状態に反映していく理由
◆すべての根本的な基準を「大切にする」に変えてみよう

【第2章】「片づける方法」より「片づく考え方」を身につけましょう
◆考え方を変えることから、一歩が始まる!
・イメージ(想像力)診断
・タイムマネジメント(時間管理)診断
・アクションパターン(行動指針)診断
◆「片づけ思考」を身につけるための3つのポイント
◆やる気が自然に生まれる「イメージ・チェンジ術」
◆具体的な行動は、具体的なイメージから生まれる
◆やる気が自然に生まれる「イメージ・チェンジワーク」
◆行動を促す“心のエンジン”は「ビジョン」によって起動する
〈実践者の感想〉片づけをやめたら、片づきました(笑)
◆ゆとりが生まれる「片づけメンタル時間術」
◆「自分が決める時間」を優先すると、それ以外の時間が整理される
〈実践者の感想〉自分が決める時間を優先すると、いろんなことが整理できました
◆行動が加速する「部分片づけ術」
〈実践者の感想〉時間も気力もないわたしが、なぜか片づけるように

【第3章】リバウンドを活かす「片づけメンタル」の育て方
◆リバウンドは「敵」ではなくて「味方」です
◆絶対にリバウンドしない「片づけメンタル」を育てる3つのポイント
・リバウンド・チェックシート(1)「判断基準」
・リバウンド・チェックシート(2)「習慣」
・リバウンド・チェックシート(3)「言動」
・リバウンド・チェックシート(4)「行動」
・21日間チェックシート
◆リバウンドをあらゆるシーンで活かしましょう
◆部屋の気持ちになって考えてみましょう

【第4章】片づけができない自分を変える「片づけメンタル・コミュニケーション」
◆コミュニケーションのパターンを変えると、自然と片づくようになる
◆「他人に合わせる」をやめて「自分に合わせる」を始めましょう
◆関係性を見直すことが、部屋の整理にもつながる
◆自分がどんどんラクになるコミュニケーション 3つの法則
〈実践者の感想〉背伸びしない関わりを大切にすると、部屋が片づくようになりました

【第5章】人をやる気にさせる「片づけメンタル・アプローチ法」
◆なぜあの人は、言っても行動しないのか?
・人のやる気を奪う言葉チェックリスト
・相手に伝わる言い換え例
◆相手が自主的に片づけるようになる3つのポイント
◆できていない部分を責めずに、できていることを認めよう
◆人をやる気にさせる「加点法コミュニケーション」
◆物事は、肯定的な側面から伝えていこう