頁数/仕様
128ページ / 縦:20cm 横:14.9cm
初版
2016年3月
在庫
在庫あり

「発達障がい」が気になる子がよろこぶ! 楽しい遊び

楽しく遊びながら苦手をなくす、力をつける――発達が気になる子の成長を促すために家庭でできる、親子で楽しめる感覚遊び、運動遊びをわかりやすくイラストで紹介します。
著者(肩書) 太田篤志《プレイジム代表》
主な著作 『イラスト版 発達障害児の楽しくできる感覚統合──感覚とからだの発達をうながす生活の工夫とあそび』(合同出版)
税込価格 1,296円 (本体価格:1,200円)
対象 幼児~小学校高学年の保護者
頁数/仕様 128ページ / 縦:20cm 横:14.9cm
初版 2016年3月

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水に触れることが大好きで、いつまでもいつまでもキッチンや洗面所で遊んで、あたりを水浸しにしてしまう子。きちんと座っていられずに、いつも「お行儀が悪い」と叱られている子。気が散りやすかったり、ジッとしていられなかったりして、教室でもすぐに動き回って注意されてばかりの子。食べこぼしが多い、靴ひもがうまく結べない、遊びが続かない……。
程度の差こそあれ、そんな子どもは多いと思います。そして多くの場合、それは成長とともに解消され、改善されていくものです。
とはいえ、そうした子どもたちの行動は、日常生活や学校生活の場では「ちょっと困った行動」と映ることも多いでしょう。もしそこに、発達の“つまずき”が潜んでいるとすれば、お母さんやお父さんには、少し気になるところです。

困った子は、困っている子――そんな言葉があります。困った行動で「本当に困っている」のは、当の子どもたち本人。周囲の大人がその「困り感」をしっかり把握して理解し、改善していってあげることが大切です。
子どものいわゆる「気になる行動」は、子どもたちが「感覚刺激」を強く求めることが原因である可能性もあるので、それを改善するには、「感覚刺激」を充分に満たしてあげることがポイントとなります。そのために必要なのは特別な訓練だけではなく、日常生活の中に当たり前のようにある活動です。遊びやお手伝い、食事や歯みがき、入浴などの行動にも、「感覚刺激」に満ちた要素がたくさんあるのです。

本書では、誰でも簡単に行なえる「遊び」を中心に紹介するとともに、毎日の生活行動の中でできることも取り上げました。どれも子どもたちの身近にあって、気軽に、楽しくできることばかりです。
大人が「よい」と思うことが、子どもたちにとって「楽しい」と思うこととは限りません。あくまでも子どもの目線で、子ども自身が楽しめる、そして大人も一緒に楽しめる、そんな遊びや関わりを紹介しています。

本書が、子どもたちのすこやかな育ちの一助となれることを、心から願っています。  (「はじめに」より)

【Introduction】子どものこんな「気になる様子」にこんな遊び

【Part1】遊びながら苦手をなくす。遊びながら力をつける。楽しい遊びア・ラ・カルト

■室内遊び
(1)昔ながらの手遊び……おはじき・お手玉・あやとり
(2)けん玉……けん玉遊び・しゃもじけん玉・製氷トレーのけん玉
(3)ブンブンごま
(4)小麦粉粘土
(5)風船
(6)バルーンアート
(7)バランスボール
(8)紙コップ・スタッキング
(9)いろんな道具でアイデア遊び……洗濯バサミではさみ競争・ゴムひも輪っかくぐり・CD回し・しょうゆさしで色水づくり

《COLUMN》
おうちの中の「感触」を見直しましょう。子どものまわりに「気持ちいい」をいっぱいに。

■屋外遊び
(1)おもしろ自転車
(2)缶ぽっくり
(3)しゃぼん玉
(4)なわとび
(5)ケン・ケン・パ
(6)紙飛行機
(7)すべり台
(8)ブランコ
(9)ジャングルジム
(10)砂場遊び
(11)ボール投げ・キャッチ
(12)フリスビー

■野外遊び
(1)ホッピング
(2)キックスケーター/キャスターボード
(3)フィールドアスレチック
(4)カヌー
(5)ボルダリング
(6)アイススケート
(7)乗馬

■使ってみよう!  感覚・運動育てグッズ
(1)感触グッズ
(2)こま
(3)噛むグッズ
(4)ギムニク ディスコシット ジュニア
(5)ロディ
(6)鉛筆けずり
(7)ハンガー・ルーピング
(8)ジービーズ
(9)かえるさんジャンプ
(10)駄菓子屋系グッズ

《COLUMN》
もっと体を動かして遊びたいときは公共・民間の施設を利用しよう。

【Part2】日常生活の中にも、できることはいっぱい。
・歯みがき粉を出してみよう
・毎朝の牛乳を注ぐ係
・納豆のタレ袋を開けてみる
・お菓子の袋を開けてみよう
・牛乳パックを開けてみよう
・紙パックにストロー、上手にさせるかな
・お花の水やりを楽しもう
・ぞうきんがけって、けっこう大変
・大事なものは、そぉっと運ぶ
・お風呂で自分の背中を洗えるかな

《COLUMN》
習いごとで、いろいろ体験! 家ではできない体験を、もっとたくさん。

【Part3】ところで、「感覚統合」って、何?
・感覚をまとめあげることが苦手な子どもたち
・感覚統合を育む遊び――大人が覚えておきたいこと