頁数/仕様
192ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版
2017年2月
在庫
在庫あり

子どもの一生を決める理系脳の育て方

論理力、読解力、記憶力、情報処理能力……子どもの将来をひらく「理系的思考」を身につけるために、小学生のうちにやっておきたい家庭の習慣や勉強法をわかりやすく紹介しています。
著者(肩書) 村上綾一《理数系専門塾エルカミノ代表》
主な著作 『面積迷路』(学研)
税込価格 1,296円 (本体価格:1,200円)
対象 小学生の保護者
頁数/仕様 192ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版 2017年2月

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「算数や数学ができるようになってほしい」
「理系脳をもってほしい」

わが子に対してそう願うお父さん・お母さんは多いものです。しかし、家庭で取り組んでいる内容を訊ねてみると、「それは間違っているなぁ」と感じることがしばしばあります。「理系」に対するイメージがずれているため、誤った方向に、誤ったトレーニングで子どもを育ててしまっているのです。
一方、理系の親が当たり前のようにしていることがあります。その環境で育った子は、自然に理系脳をもち、算数や数学が得意になります。
両者の差は、本当に些細なことです。ちょっとした声かけや習慣を変えるだけで、子どもの考え方も変わっていきます。

私は理数系の学習塾を主宰していますが、小学1年生でも、理系脳をもっている子は、

「どうしてだろう?」
「同じような現象はないかな?」

と、日々考えています。もちろん自発的にそういう考えをもつことは稀です。親や指導者が手本を見せることで、身につくようになるのです。その結果、算数や数学を考える脳が育ちます。理系科目も得意になります。
「そうは言っても、ウチの子は算数がダメで……」と言いたくなるお母さんもいるでしょう。でも、ちょっと待ってください。その言葉が、子どもをますます算数嫌いにさせてしまいます。改善策は必ずありますから、まずはお母さんの考え方を変えてみましょう。
また、「ウチの子は算数が好きだから、その力をもっと伸ばしてあげたい」と思う方もいるでしょう。高学年になったらどんな勉強をしたらよいか、どんな学習習慣を身につけさせたらよいかについても、本書でご紹介したいと思います。

本書では、特に小学生を対象として理系脳の身につけ方について述べています。
理系脳は計算だけではありません。論理力や読解力、処理能力、記憶力など、その内容は多岐にわたります。特に論理力が大切なのですが、これは小さいうちから鍛える必要があります。意外に思うかもしれませんが、記憶力も理系脳を形づくります。こうした能力の伸ばし方を本書に記しました。
ぜひ、理系脳育成のヒントにしてください。  (「はじめに」より)

【第1章】子どもの「理系脳」は家庭で育てる!
ところで“理系脳”って?
・理系ができれば理系脳?!
・これからの時代に必要とされる人材

理系脳を育てる5つの姿勢(1)自考~自ら考える~
・明日の洋服は自分で考える
・日常生活で「かしこさ」を育てる
・子どもの判断を尊重する

理系脳を育てる5つの姿勢(2)論理~筋道を立てる~
・日常会話で鍛える
・「聞かせる」と「答えさせる」
・辛抱強く聞いてあげる

理系脳を育てる5つの姿勢(3)推理~ほかに似た現象がないか考える~
・すぐに教えない
・親がやってみせる

理系脳を育てる5つの姿勢(4)自調~大人の無駄は子どもの財産?!~
・じっくり書き出すことが大切
・最初は親が調べてみせる
・実際に見る機会をもつ

理系脳を育てる5つの姿勢 (5)頭の中で考える~文系・理系の違いとして現れる~
・書かなくてもできる
・頭の中の領域を広げる
・「読み書き・そろばん」はすばらしい

理系脳の素養を育てる9つの条件
・能力開発は日常生活で
(1)好きなものはよく観察させる
(2)遊び道具は与えすぎない
(3)幼いときから美的センス、音感、情緒を養う
(4)小さな変化に気づいたらほめてあげる
(5)大きなマルをつけてあげる
(6)睡眠時間をたっぷりとる
(7)本物に触れさせる
(8)数字に親近感をもたせる
(9)子どもに解き方を説明させる

【第2章】“国語力”が「理系脳」を育てる?!
どうして“国語力”が必要か?
・「理系脳」に“国語力”?!
・言語を通して学び、言語を通して発信する

“国語力”を身につける家庭の習慣
・文章に親しむ
・読書のススメ
・おすすめの本
・親子交換日記をつけてみる
・一般教養を身につける
・道徳心で“国語力”がパワーアップ
・喜怒哀楽を教える

やってはいけない、こんなこと
×速く読めることをほめる
×諳んじることを軽視する
×空想を否定する
×長い文章を称賛する

【第3章】“算数嫌いのお母さん”が、“算数が得意な子”を育てる方法
算数を“無駄に”嫌いにさせてはいけない
・計算が得意な子は、絶対に算数が嫌いにならない
・計算を得意にする方法
・筆算より暗算
・計算力を身につけるために必要なこと
・日常生活で数字と親しむ

子どもを算数好きにする親の習慣
・親のきっかけづくり
・算数好きの子どものお母さん
・ただほめればいいというものではない
・上手だから好き
・できないことにとことんつき合う
・方法を切り替える
・整理整頓を身につけさせる
・日常生活の中で算数のできる土壌をつくる
・算数パズルの効能
・理系的思考力を養成するために

【第4章】「理系脳」が子どもの一生を決める!
“成功する子”に共通していること
・成功者の定義
・すべては計算練習から
・「繰り返し」ができる
・上手にほめられる
・試行錯誤を恐れない
・いろんなことをやってみる
・身の回りのものを教材にする
・親がやってしまいがちなアプローチ
・ため息をつかないお母さん
・「叱れない親」が子どもをダメにする
・叱らないことのツケ
・頑固より柔軟性
・難しすぎず、やさしすぎず

理系脳と受験・就職
・受験は子どもを育てる
・受験は「たくましさ」を身につける絶好の機会
・塾選び
・母親の在り方
・父親の在り方
・学校選び
・子どもとの約束
・「受験の朝」について
・文系、理系の違い
・今の子どもたちの就職

理系脳と子どもの「生きる力」
・理系脳を育てる魅力
・ウサギとカメ
・つまずいても立ち上がる経験
・子どものかしこさは親のかしこさ

【付章】小学校低学年でやっておきたいこと 高学年でやっておきたいこと
小学校低学年でやっておきたいこと
☑学習習慣を身につける
☑宿題は必ずやる
☑配付物を自分で出させる
☑ほめる
☑横柄な態度を許さない
☑トランプ、囲碁、将棋などで頭を使う
☑習い事をさせる

小学校高学年でやっておきたいこと
・距離を変えていく
☑マルつけ、解き直し、質問
☑学んだことを説明してもらう
☑親はそばについていなくてよい
☑勉強する場所は?

■理系脳を身につけるためのブックリスト