こころ相談室

こころ相談室


※現在ご相談は受け付けておりません




離婚を考えております
初めてメールをさせていただきます。
25歳の主婦兼、会社員です。

今、大変悩んでおります。

昨年の11月、当時付き合っていた主人と結婚を決意し、東京から地方へ越して参りました。現在、主人のご両親、主人、社員さん7名とお店を営んでおります。

結婚して初めて、主人が熱心な宗教信者であることを知りました。本人は隠すつもりはなかったのだけれども聞かれなかったから、と答えたのですが、初詣にも一緒に行ってくれず、会社に遅刻しようとも朝のお祈りを欠かしません。そういうことは、結婚する前に教えて欲しかったのです。結婚してから知らされたことがショックでした。遅刻してまでお祈りをするくらいなら、少し早く起きれば良いのにと言ってもダメなのです。

東京ではデザイナーをしており、地方にきたら主人の親のお店を手伝う事になるとは思っていたのですが、いざやってみると、事務やお金、物の管理がとても苦手で別の仕事に就きたいと考えるようになりま した。何度も主人の父である社長に相談したのですが、聞き入れてもらえず、それならば離婚、といった勢いです。主人の親族全員が私が次の店番になるのは当然のことと思っているようです。結婚するまではもっと自由がある、させてくれる、そう思っていました。私に子供ができたら後を継がせるとまで言っております。きっと無理を言って外で働いても、この先大変だと思います。住む家も、場所も、仕事も束縛され、ほとんどノイローゼ状態です。

主人も私にわがままを言って欲しくないようです。それは私にとってショックです。家や、自分のお店が大切なのだろうとは思いますが、このままでは将来に希望が持てないのです。

結婚してまだ1年経ちませんが、離婚を考えております。きちんと自分に必要なものを見つめなおしたいのです。でもそれには多大な力を必要とすることでしょう。

悩んでいるのはきっと、その力を出し惜しみしているからなのだと思います。
(25歳、女性、 主婦・会社員)

回 答
 宗教のことを「隠すつもりはなかった」というのは苦しい言い訳ですね。このことはご主人が全面的にいけないと私は思いました。

 しかし、あなたの場合、ご主人の宗教のことがあってもなくても、いつかはこんな気持ちになっていたのではないかと思わないでもありません。

 そもそもあなたは束縛されること自体がとても嫌いなように見受けられるからです。これは良い悪いということではありません。もともとデザイナーという職業をしていらしたということですし、無理もないことです。

 要するに、嫁になるということを甘く見ていたのではないかと思います。「住む家も、場所も、仕事も束縛され」と言いますが、そういうことを束縛されるのが結婚というものでしょう。ちょっと結婚というものを甘く見ていたのかもしれませんね。そして嫁入りするということも。

 向こうの家族はあなたを”息子の妻”と見ているのではなくて、”家の嫁”と見ているのでしょう。家の考え方、しきたりに従ってもらわなくては困る。そして大事な労働力と考えているわけです。お店をやっているのならなおさらでしょう。

 ただし、だから我慢しなさいなんてことを言うつもりはまったくありませんから安心してください。今の状況を改善するには、離婚をちらつかせて相手の様子を見ることもひとつの手です。あなたが離婚すると言い出せば、向こうも困るわけですからね。

BACK