こんばんは 。以前こちらの方で相談させていただいたものです。No5でご相談させていただき先生の本でも紹介していただいたものです。

前回仕事を続ける自信がないというご相談をさせていただき、先輩との関係・付き合い方等ご返答をいただきました。その節はありがとうございました。

その後、先輩とは上手くお付き合いできていたのですが、１年ほど経過して精神的に疲れたようで退職されてしまいました。今もメールのやりとりはあります。しかし今回、私の方が精神的にまいってしまいました。うつ病になり退職するつもりです。あとは所長に面会して話をするところなのです。退職理由を聞かれた場合、病気のことを話すべきか、今後どう病気と向き合っていけばよいか、無事転職できるのか、自分のようなものでも社会人として仕事ができるのか、不安でいっぱいです。

自分の性格が頑固なんだというのもわかったつもりです。（散々上司に頑固だと言われ続けました）これの改善方法がわかりません。心の持ち方のヒントがあれば教えてください。よろしくお願いします。
（25歳、女性、会計事務員）

　退職理由というのは、よほどのことがない限りは、ありきたりのことでも嘘でもかまわないと思います。

　今後のことですが、実は最近やたらと自分が「うつ病」であると思いこむ人が多いようです。あなたの場合、私には確かめようがありませんが、「病気と向かい合う」といっても、あなたの「うつ」がどのようなもの、どのような程度かで違ってくると思います。

　性格が「頑固」というのはどうも確かなようですが、「頑固」というのは別に悪いことではありません。これが頑迷となるとちょっと困りますが、人間にはある程度の頑固さが必要でしょう。

　ちなみに私はすごく頑固な人間です。そのことで周りの人間が困ることもあるでしょうが、頑固なところはとても自分らしいところなので捨てるのはもったいないですね。要はこの頑固さが良いほうにも生かされれば問題は何もないでしょう。

　ただし、もう少し柔軟になれたらいいなと思うのなら、それはいろんな考え方やいろんな見方ができるようになることです。物事を多義的に見られるかどうか、心の柔軟性というのは結局そういうことなんですね。ある一方の考え方だけでしか物事を見られないとなると、困った方の「頑迷」につながるわけです。

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