恋愛相談室

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私たちって“つきあってる”の?
 井上香織先生。初めまして。私は静岡に住む26歳の会社員です。

 私には友達以上恋人未満の人がいて、私は静岡、彼は神奈川で遠距離をしています。

 私と同じ年の彼との出会いは、3年前の2月。

 自宅を建て替える計画があり、最初は清水にあるマイホームセンターに行ってから静岡市内にあるマイホームセンターに行きました。そこで某住宅会社のモデルハウスに入り、そのモデルハウスに居たのが彼でした。

 私は彼を見た瞬間、ビビッときて『この人しかいない!』と思い、その日彼に恋をしてしまいました。

 そして後日、家のことで彼が自宅に来た時は『また会えた』と思い嬉しくなってしまいました。

 彼はその後も何度か商談のため自宅に来ました。

 そして何日か経った或日……その日は雨で今度は彼は上司2人を連れて自宅に商談しに来たのですが。夜6時くらいまでかかり、もしこの話が進まなかったら、もう彼に2度と会えないと思い、その日、思いきって彼に私のケータイ番とメアドが書いてある名刺を渡しました。

 当然、彼は驚いた表情をしてましたが、受け取ってくれました。受け取ってくれた2日後に彼からTELがきました。けどその日に限って私は、TELには出る事が出来ませんでした。そして今度は、メールが来て、そこから彼との関係が始まりました。

 その後も彼が商談しに来たときは、駐車場まで話しがてら送ったり、また商談の約束の時間になっても見えなかったときには私が駐車場まで迎えに行った事もありました。

 私と彼は、お互い苗字では無く呼び名で呼び合っている間柄です。

 彼がお仕事で失敗してしまった時はメールで励ましたりしていました。そして、その後も商談が進み、彼が勤めている住宅会社と契約して、家を建てる間の商談はその後も続き、彼に会いたくて彼の会社まで商談に殆どついて行きました。

 そして家が完成し、まだ彼と一緒に居られると思った矢先に、彼が突然の転勤が決定!それを聴いた時は頭の中が真っ白になってしまいました。

 その日はクリスマスが過ぎていたけど、彼に少し遅めのクリスマスプレゼントを渡しました。彼が写真を撮らせてくれました。そして年が明け、彼から年賀状が届きました。彼からの年賀状には、『距離は離れてしまいますが、今後も公私共に親しいおつき合いをさせて頂きますので』と書いてありました。

 その後も私が、彼の会社へ彼宛に年賀状や暑中見舞いを出すと社交辞令ですが返事はきます。それに神奈川から時々、カレンダーも送ってきてくれます。

 これって両思いって事なのでしょうか??

 でも遠距離になってから、2年が過ぎましたが彼にメアドを教えてと聞きましたが教えてくれません。彼には好きな人が出来てしまったのでしょうか??不安な気持ちで一杯です。

 あの日、彼が転勤すると行った日に告白をすれば良かったと、物凄く後悔しています。2年経った今でも彼の事を忘れた日なんか一度もありません。彼の事が好きです。

 もう一度、あの日のように彼とメールがしたいです。

 どうしたらいいでしょうか??真剣に悩んでいます。宜しくお願いします。助けて下さい!!

(26歳・女性・会社員)

回 答
 あなたのお便りを何度も読み返しながら……私は“つきあっている”という言葉の意味について考え込んでしまいました。

 どちらかが「好きです。つきあってください」と告白する。幸いにして相手がOKして……おつきあいがはじまる……すべての恋愛が、こんなふうに明快明瞭なら、あなたのように悩む必要はないのですが。

 あなたが文頭で書いていたように「友達以上恋人未満」の関係から、なかなか先へ進めず、どうしたらいいのだろうと思いあぐねている方は、少なくありません。

 勇気をふりしぼり、思いきって告白したとしても……もしも、相手に現在、おつきあいしている、あるいは思いを寄せている異性がいたとしたら……今の、心地よい二人の関係が壊れてしまうのではないかという不安と危惧がつきまといます。

 ことに、そこに仕事がからむと、さらにその関係は複雑になります。

 あなたは、さほど気にしていないようですが。

 営業を仕事としている彼にとって、あなたは“お客さま”だったのですよね。

 また、彼が転勤になって二年……。

 あなたのお便りによると、彼との接触は年賀状と暑中見舞い、そしてカレンダー……

 彼はあなたへの年賀状に「今後も公私共に親しいおつきあいを……」と書いていたようですが。

 今、あなたは、その言葉の意味をきちんと考えるときがきているように思います。

 このままの状況が、あなたにとって苦しいことであるのなら、

 一度、あなたの気持ちを彼に話したほうがいいかもしれません。

追伸。

 もしも、あなたにとって、辛い結果になったとしたら、

 また、このページに書き込んでください。

 今後のこと。一緒に考えましょう。


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