日に新た(月刊『PHP』裏表紙の言葉) バックナンバー

人財

親にとって、子どもはいつまでたっても子どもである。

 

たとえ成人しても、子どもが父親になり母親になっても、元気でやっているだろうかと気にかかる。


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4月号

春。

 

門出の季節である。

 

人生のステージを変え、初めての環境に身を置く人も多いだろう。


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大丈夫

日々を送るなかで、ふと将来への不安に襲われる。自分はこの先どうなるのか。暮らしは、健康は。

 

今まで何とかなったのだからこれからも大丈夫だろう、いざとなれば周囲が助けてくれるだろうと考えるのも、一つの行き方である。そうした見方は一面、心を軽くしてくれる。


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ゴール

一念発起し、遊びも趣味も楽しみも、あらゆるものを我慢して努力した結果、やっと叶えることができた。満足感と安堵感を味わい、ようやく報われたと思った矢先に、新たな課題が生じてくる。


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この国のよさ

連日、痛ましい事件が報じられているとはいえ、日本は他の国と比べて安全で、また自由で、清潔である。国民は勤勉で、謙虚で、他者への思いやりを忘れない。


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過信

人は、物事が順調にいっていると、とかく自分の能力を過信する。

 

あるいは皆が自分を尊敬していると勘違いしたり、他人を見下す態度をとったりするようになる。

 

しかしそれでは一時的な成功は収められても、決して長続きはしないし、周囲の人々の反感や軽蔑さえ招いてしまう。


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